園芸科
埼玉GAPセミナーにパネリストとして参加しました!! (園芸科)
2月5日に行われた埼玉GAPセミナーに今年度GLOBALG.A.Pに取り組んだ野菜専攻3年生がパネリストとして参加しました。
これは埼玉県農林部が埼玉県でもGAPの意識を広めようと企画したもので、本校は実際に取り組んだ農場として、認証とることでのメリットや取得までの苦労などを話しました。
本来であればクレア鴻巣で行う予定でしたが、緊急事態宣言発令のためオンラインでの開催となりました。
視聴された方のGAPへの意欲にもつながってくれればと思います。
私たちの作り出す未来とは~SDGsから学ぶ~ (園芸科)
2月2日に園芸科1年生の授業において「SDGsワークショップ」を行いました。
これは県事業の「未来の職業人材育成事業」の一環として、担当教諭が、これからの農業者や職業人材にはSDGsの意識が必要不可欠と考え、今回実施を企画しました。
SDGsの説明は省略いたしますが、「誰も取り残さない世界とは?」「これれから自分たちが作り出す世界とは?」そんな大きなテーマのもと、カードゲームを通して体験的にSDGsを学びました。
講師には年間100回以上このSDGsに関するワークショップを開催している寺島 義智さんにお願いをしました。
このワークショップのメインは2030SDGカードゲームで、これはお金と時間を使い、プロジェクトを達成して行くとそのプロジェクトが生み出す効果や世界の「経済」「環境」「社会」がどう変化していくのかを体験的に学ぶものです。
プロジェクトや目標を達成するためにはほかの人と協力してお金や時間、またはプロジェクトを交換したり、売買したりしなければならず、交流にもつながります。
ゲームの前半は、自分たちの目標を達成するためにいっぱいいっぱいで、お金が中心の社会になってしまいました・・・
しかし途中の振り返りで講師よりアドバイスをもらい「環境」や「社会」に目を向けられるようになり、最終的な世界は程よいものとなりました。
しかし中には「未就学児を労働力として働かせる」などのプロジェクトを意識せず、その代価のみに目を向けてしまったものもあり、生徒は「ハッ!!」としていました。
最後は自分の考えをみんなと共有することもできました
最近ではエコバックの普及やペットボトルの積極回収など、目につくものも多くなりましたが、それが「経済」や「社会」とどうつながっているのかは意識することはあまりありません。
この機会が生徒によい気づきを与え、将来職業人としてどのような世界を創造していくのか楽しみな会となりました。
安心・安全な農場を目指して!!GLBALG.A.P.の取り組み③ (園芸科)
GLBALG.A.P.の取り組みを紹介したします。
今回はゾーニングです。
今回、GLBALG.A.P.の取り組みでは野菜3号温室、野菜作業室をキュウリ栽培に関わる施設として申請しました。
野菜3号温室は昨年に建て替えられた施設ですので、建物に問題はないのですが、野菜作業室には多くの改善点が・・・
野菜作業室はひとつの建物で、資材置場、機械置場、野菜の調整室を兼ねています。GAPでは調整室の基準が厳しく(口に入るものですので当然ですが…)調整作業を行うときに、資材、機械との交差がないようにしなければなりません。そこで次のようにゾーニングをしました。
野菜機械室(農薬保管庫含む)と調整室はパーテーションで完全に区切り、資材室と調整室は物理上で区切るのは難しいので、時間的な交差をしないように工夫しました。
機械、資材、ぐちゃぐちゃの状態でした・・・
パーテーションで区切り・・・
機械室が完成しました。ここに工具類もまとめ、機械整備が快適に行えます。
資材もまとめ、シートでほこりなどの防止を行いました。
安心・安全な農場を目指して!!GLOBALG.A.P.の取り組み② (園芸科)
GLBALG.A.P.の取り組みを紹介します。
今回はコンサルティングです!!
GLBALG.A.P.を取得するにあたり、昨年度に引き続きコンサルティングをお願いしました。
何事も新しく始めるには指南が必要です・・・
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、すべてオンラインでのやり取りになりました・・・
夏休み中は生徒を交えてのやり取りを行い、学期が始まってからは教員が主にやり取りをし、それを生徒にフィードバックする形で行いました。
内容は・・・
・GAPの仕組み
・取得までの流れ
・基準表の解説
・リスク評価の作成
・作業室等のゾーニング
・改善事項のフィードバック
このような点をご指導いただきました。毎回課題ににこたえる形で行ってきました。
正直、「そんなところまで審査されるのか!?」と驚くことも多かったですが、おかげでスムーズに取り組むことができました。
生徒を交えたオンラインでの講義の様子
安心・安全な農場を目指して!!GLOBAL.G.A.Pの取り組み①(園芸科)
園芸科では昨年に引き続き農業の認証制度「GLOBALG.A.P.」の取得に挑戦しました。
今年度は「和ナシ」に続き「キュウリ」でも認証を目指して取り組みました。
その取り組みの様子はこれから定期的にアップしていこうと思います。
まずは2021年1月14日に行われた審査の様子です。
審査はGLOBALG.A.P.の協会が認める日本企業の審査員の方が行います。大きく分けて3つの審査があります。
①「書類(帳票)審査」:基本的には審査基準210項目に関するありとあらゆる帳票が必要となります。その項目の基準を満たしているとうい証明のようなものです。
②現場審査:その農場は基準に適した仕様になっているか、農薬や肥料は安全な場所に保管してあるかなど、現地を調査します。
③聞き取り:実際に仕事をする従業員(学校では実習をする生徒)から聞き取りを行い、証明されたことが普段から行われているか、ルールが徹底しているかなどを聞き取ります。
当日はこの一年GAP取得に取り組んだ生徒がすべて受け答えを行いました。
書類審査 現場審査
9:00~18:00までの長時間となりましたが、最後まで集中して審査を受けることができました。指摘された点が何点かあったので、それを改善し、順調に進めば3月ごろに認証を取得できる予定です。
柚子クッキーとアップルパイ!!
柚子の練りこんだパウンドケーキを食べたら、とても美味しかったので今度は、クッキーはどうかな!?と相談しましたら、クッキーも作ってくれました!
形、パッケージともに売り物のようでした。味も柚子の香りと爽やかな感じがとてもよく、お菓子には相性が良いことがわかりました。
この生徒は家庭部に所属していて、部活で学校のリンゴを使いアップルパイも作ってくれました!酸味と甘みのバランスがよくとても美味しかったです。
柚子のパウンドケーキ!!
生徒に柚子を使い何かできないか!?と相談したら作ってくれました。
柚子の爽やかな香りと程よい甘さで、とても美味しかったです!
レシピも細かくわかりやすく書いてくれました。
2種類のパウンドケーキで上に乗せたタイプと練りこんだタイプです。
課題研究で柿プリンを作りました!
柿が軟らかく売り物に出来なかったので、何か出来ないか!?
ということで柿プリンを作ることにしました!品種は次郎です。
【材料】 ・柿 500㌘(果肉のみの量です) ・牛乳 250ml のみです。
作り方 1 柿の皮をむき、種を取ります。
2 ジューサーに柿と牛乳を入れよく混ぜます。
3 カップに入れ、冷蔵庫に3時間入れて出来上がりです。
今回は課題研究ということで、牛乳と柿の量を変えてみました。
・柿 500㌘・牛乳 250ml(標準) と 柿 600㌘ 牛乳 200ml(柿の量を多め)
結果は、柿 500㌘・牛乳 250mlの方がなめらかで美味しく感じました。
砂糖を入れなくても甘くて美味しかったです。
3年生の授業です。 このくらい良く混ぜます。
2種類のタイプを作りました。 3時間でこの位固まります。 柿を器にしてみました。
今年最後の果実、温州みかんを収穫しました!
今年のカンキツ類はとても実のつきがよく、ミカンもたくさん収穫ができました!
生徒達も実習の最後にたくさん食べていました!程よい大きさのものは、色も良く
美味しかったです。しかし、たくさん実がつき過ぎたため、実の大きさが小さく、色が
薄いものはすっぱかったです。時間があったらミカンの加工をしたいと思います。
12月2日撮影
農業クラブ プロジェクト発表優秀賞獲得!!(園芸科)
10月28日に熊谷農業高校で行われた・農業クラブプロジェクト発表において、園芸科の生徒が中心となって取り組んでいる「雑草たい肥」のプロジェクト班が優秀賞を獲得しました。
この活動は昨年初めに、埼玉県杉戸県土整備事務所から、「大型河川の雑草処理で廃棄される大量の雑草をたい肥しているが、その活用と地域への普及に協力してくれませんか」との相談を受け、園芸科野菜部門と野菜専攻生の有志が取り組んできたものです。
たい肥を活用した栽培実験や、各イベントでの配布・普及活動などを通して、雑草たい肥の有効性や改善点の提言を行い、また、河川整備が私たちの生活にどのように役立っているかなど、公共問題や環境問題にも発展させて活動を行ってきました。
現3年生の最後の舞台としてこのプロジェクト発表を設定し、コロナの状況にも負けずに取り組みました。結果は本校食品流通科の班にあと一歩及ばず、優秀賞となりましたが、このプロジェクト活動を「0」から築き上げ、後輩へもつなげた3年生には感謝しかありません。発表する姿に担当は涙が止まりませんでした。
リーダー 増田 優輝さん、副リーダー 古澤 真さん、坂本 勝己さん、藤澤 光さん
本当にお疲れさまでした!!
追伸 このプロジェクトは表向き「雑草たい肥を活用したプロジェクト」と言っておりますが、裏では、この活動を指導する教諭の頭文字をとって「橋P」と言っております。
巨峰の収穫・調整 園芸科:果樹
巨峰の収穫が始まりました!!
袋の底を破り、粒が黒紫色(こくししょく)になった房を収穫します。
収穫後は、一房ずつ丁寧に調整しパックに入れて販売します。
ナシ(幸水)の収穫 園芸科:果樹
今年は8月3日から8月17日頃まで収穫できました!!
梅雨の時期が長かったため、果実の大きさや糖度に多少の影響はありましたが、
生徒から「甘くて美味しい」「瑞々しくて美味しかった」と感想をもらいました。
スイカの収穫 園芸科 野菜専攻
夏の野菜の代表選手であるスイカができました。
試食した生徒も「おいしい」「甘い」と評判でした。
来年はもっとたくさん作りたいと担当者が言っていました。
巨峰の袋掛け 園芸科:果樹
巨峰が大きく成長しました!!
袋掛けの目的は、病虫害の防止や日焼け防止・薬害から房を守るために行います。
一つ一つ丁寧に掛けていきます。
スモモの収穫 園芸科:果樹
スモモ(プラム井上)が収穫できました!!
ほどよい甘さと、酸味のバランスが良く生徒に大人気です!☆
新しい草花温室の完成と引越し。〈園芸科草花〉
昨年度と今年度で草花の温室がすべて建て替えられます。
その第1期工事が5月中旬に終わりました。
設備も新しく充実したものとなり、さらに質の高い栽培と学びができるようになりました。
生徒のみなさんは、新しい温室で草花の勉強ができることを楽しみにしていてください。
そして、シクラメンを引越ししました!
昨年の11月に専攻生が播種し、臨時休校中に先生方で3月に鉢上げを行いました。
順調に成長し、隣同士の葉が重なってきたので、スページングと同時に新温室へと移動しました。
夏本番となる前の6月下旬頃には大きな鉢へ鉢替えとなります。
キウイフルーツの人工授粉 園芸科:果樹
キウイの花が咲きました!!☆
キウイを実らせるため雌の木の花に、雄の木から採取した花で受粉していきます!
品種はブルーノと香緑(こうりょく)が栽培されています。
ナシ(幸水)生育調査 園芸科:果樹
ナシが順調に大きくなっています!!☆
現在の大きさは...29.80mm
ブドウ(巨峰)の房づくり 園芸科:果樹
巨峰の蕾が大きくなり約20㎝の房(ふさ)になりました!!☆
房づくりは開花数日前に行います。細かい作業ですが、一つ一つ丁寧に数えながらハサミを入れていきます。
<方法>
・岐肩(きけん)を切りとります。
・房の形をよくするため、岐肩の次にある長い支柄(しへい)を切りとります。
・支柄を上から15段残して切ります。
杉戸町役場に花壇を作製しました! 〈園芸科草花専攻〉
暦のうえではすでに夏が始まっていますね。夏花壇を彩る草花が見ごろとなってきました!
しかし今回、新型コロナウイルスの影響により学校の休校や即売会の中止などによって
多くの草花が行き場を無くしてしまい、このままでは廃棄となってしまいます。
園芸科の生徒が1つ1つ播種した草花、それはあまりにも悲しいことです。
そこで地元の杉戸町役場さんからお話をいただき、庁舎の花壇に本校の草花を植えていただけることとなりました。
本校の校長先生と草花の先生、役場の職員の方みんなで協力して花壇を作製しました。
草花のもつ「見る人を癒す力、元気になる力」をぜひみなさんに!
来庁した際にはぜひご覧になってください。
【今回植栽した草花】マリーゴールド、サルビア、ブルーサルビア、キンギョソウ、インパチェンス、コリウス
上の写真には草花で文字が書かれています。
なんと書いてあるかわかりますか? ヒント:マリーゴールドに注目
ナシ(幸水)の本摘果 園芸科:果樹
本摘果は、果実数を調整することで、果実の成長を促したり樹勢のバランスを整えるために行います。
<方法>
・枝を葉が出ている位置から定規で測り、15cmに対して1果残します。
・この枝の場合 約45cmあるため3果残せます。
・良い果実(果実の形が良くて大きい・果柄が太くて長い・傷や病害虫がついていないなど)を厳選して残します。
ナシ(幸水)のジベレリン処理 園芸科:果樹
ジベレリン処理は、果実の成長・肥大促進を目的として行い、約1週間早く収穫することができます!!
ナシの果柄(かへい)に塗布していきます。
キウイ(緑香)の誘引 園芸科:果樹
キウイの新しい枝が伸びてきました!!☆
誘引とは、棚線に枝を固定する事で、枝が風に吹かれて折れたり葉が重なり合うのを防ぐために行います。
この違いはなんだ!? (園芸科 農業と環境)
こちらは農業と環境で扱う「ダイズ」の発芽の様子です(授業ではダイズの若さやであるエダマメまでの栽培です)。
同じ日に同じ方法で種まきをしたのですが、発芽状況に違いが出てしまいました。これはなぜだ・・・
担当が考察するには、左側は用土が黒っぽくなっているのがわかります。これは「ピートモス」という用土資材の割合が多く、水分保持に適しているのですが、その分重くなるため発芽が遅れたものだと考えられます。
一方右側は「バーミキュライト」という用土資材が多く、こちらは排水性がよく軽い資材です。しかし排水性がよい分、用土が乾きやすいとういう点がデメリットです。
どちらも一般的に用いらられる資材ですが、それぞれにメリット、デメリットがあるので中には複数の用土を混ぜ合わせ用いる方も多いです。
農業で用いる用土にも「種まき用土」や「栽培用土」など様々あります。目的や栽培する作物に合わせて使い分けることが求められます。
トウモロコシの発芽の様子 (園芸科 農業と環境)
園芸科1年生の授業で行う「トウモロコシ(スイートコーン)」が発芽しました。
畑に直播(じかまき)をして、栽培する方法も多いですが、本校では畑の都合上セルトレイに種まきをして苗にしてから畑に定植します。
トウモロコシは単子葉類のため、発芽時はこのような姿をしています。ここからあのトウモロコシになるとは植物はすごいですね。
キュウリが収穫期を迎えました!! (園芸科 野菜部門)
GWの先生方の熱心な管理により、ついにキュウリが収穫期を迎えました。
キュウリは成長が早く、朝に収穫しても夕方にはまた収穫できる野菜です。なので今日から毎日収穫ができるということになります。
頑張って収穫をしたいと思います。
この幼果は何かわかりますか? 園芸科:果樹
幼果が少しずつ成長しています!!
まだ小さいですが、何の果物か分かりますか???
答え ↓
A:リンコ(王林) B:洋ナシ(ラフランス) Cナシ(幸水)
ブドウ(巨峰)の蕾 園芸科:果樹
ブドウの枝が伸びてきました!!
まだ小さいですが、蕾がたくさんついています。この一つ一つの蕾が一粒のブドウになります!☆
野菜の苗を覚えよう (園芸科 野菜部門)
この野菜の苗は
オクラです。
続いては
ナスです。
続いては
ピーマンです。
成長が進み、開花し、受粉するとやがて普段食べている実になります。
方法はひとつじゃない!? (園芸科 野菜部門)
2号温室で栽培中のキュウリはちょっとしたひみつがあります。使用している苗はすべて「接ぎ木苗」を使用しています。
接ぎ木苗を使用すること自体は珍しいことではありませんが、今回使用している接ぎ木苗は「2通りの接ぎ方」で行っています。
写真左側が「呼び接ぎ」といわれる方法。写真右側が「差し接ぎ」といわれる方法です。
呼び接ぎ 差し接ぎ
「呼び接ぎ」は3月中旬に本来は野菜専攻生で行うつもりでしたが、休校のため、先生方総出で行ってもらったものです。今回無事に接ぎ木に成功したので温室での栽培に使用することができました。
「差し接ぎ」は業者さんが行ったもので、こちらはロボットが接いでいます。
接ぎ木の精度を高め、来年は温室すべてで生徒が接いだ苗を使用していきたいと思います。
2号温室では (園芸科 野菜部門)
2号温室も昨年12月に完成し、用土を補充し、1から土つくりを行いました。現在はキュウリの栽培をしています。
新しい土なので心配もありましたが、すくすく生育しています。GW頃には収穫もできそうです。学校再開までこちらも先生の手により大切に栽培していきます!!
新2号温室
栽培中のキュウリ 小さい実がなっています。
1号温室で栽培中 (園芸科 野菜部門)
今年3月に完成した1号温室では現在、大玉トマトの栽培をしています。休校中ではありますが、教材としてのトマトの栽培を、先生が頑張っています。
新しい温室での栽培は不安もありましたが、順調の生育し、第一花房には結実もしてきました。
新1号温室
トマト栽培中 実がなりました!!
サンゴジュの刈り込み 園芸科:果樹
果樹園の周りにはサンゴジュの生垣があり、防風・防音・農薬の飛散防止などの目的として植えられています。
新芽が出て葉が混み合うと病害虫の発生源となるため刈り込みを行います!!
作業後は、スッキリと適度な風通しある生垣になりました!♪
スモモ(メスレー)の摘果 園芸科:果樹
スモモ(メスレー)の摘果を行いました!!
果実の肥大促進を目的とし、たくさんついた果実を10~15㎝につき一果残します。
7月の収穫が楽しみです!♪
ナシ園の除草作業
ナシ園の除草を行いました!!除草は病害虫の発生を防ぐことや作業効率を上げる事が目的で行います。
園内はとても広いのでフレームモアで刈っていきます。
ブドウ(巨峰)の芽かき
ブドウの芽かきを行いました!!
ブドウは1つの芽から1~2本の新しい枝が出ます。
芽かきは2本を1本にする作業で、生育の不揃いや品質の低下を防ぐために行います。
ビワの摘果
ビワの本摘果を行いました。 大きくて美味しい実を作るための大切なの作業です!
本来ならこのあと袋がけを行いますが、今年はほかの作業に力を入れたいので収穫前の作業はここで終わりになります。
令和2年4月19日撮影
摘果前 摘果後
ナシ(幸水)の予備摘果
ナシの予備摘果が始まりました!!果実の肥大促進を目的として行います。
良い果実を1つにすることで、養分が集中して大きくなります。現在1cmくらいです!♡
リンゴの受粉作業を行いました。
昨年の課題研究で、梨の花粉でリンゴの受粉が出来ることがわかりました。
昨年は、ナシ新興の花粉を使いましたが、今年は、ナシ豊水の花粉を使ってみました。
令和2年4月8日撮影
人工授粉の様子です。 品種 王林の開花の様子です。
ナシの花粉採取と人工授粉
花粉の採取と人工授粉は梨を実らせるのに大切な作業工程です。
人手不足の中、多くの方の協力により農場を守ることができています。
授粉用の花を一つ一つ摘みます 花粉採取器に入れた後、ふるいにかけ花粉を均等に並べていきます。
開葯器に入れます(黄色が花粉) 採取した花粉にピンク色の粉(石松子)を混ぜ人工授粉をします
教員一丸となってナシの摘蕾を行いました。
令和2年3月23日撮影
今年は、冬が暖かったため、例年になくナシの蕾が膨らむのが早いです。
現在、新型コロナウイルス流行防止目的のため、生徒がいません。
そのため、多くの先生方に手伝って頂き、無事、摘蕾をすることが出来ました。
摘蕾 前 摘蕾 後
*摘蕾とは、蕾の数を減らすことで、不要な養分を抑えることにより、大きな果実を作るのに
必要な作業になります。
テレ玉が取材にきました!
魅力まるごと いまドキッ!埼玉という番組の
「産業界を担う専門高校生」というコーナーに出ることになりました!
放送時間は2020年3月7日(土)午前8時30分~9時です。ぜひご覧ください!
中庭から取材がスタートしました。 果樹園の様子も取材して頂きました。
食品流通科で開発した「梨くるみパン」を試食している様子です!
*G-GAPを取得したナシを使って頂きました。
詳しくは、食品流通科のページにも掲載しています。
果樹部門 Global G.A.P.認証書を取得しました。(園芸科)
Global G.A.P. 認証書授与式が行われました。
GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことです。
Global G.A.P. は世界で通用する認証です。
令和最初の農業体験学習
そんな中、今年度も杉戸第三小学校の5年生と園芸科3年生果樹専攻生との交流会が行われました!
第1回となる今回の内容は「ナシの摘果」
多く着いている果実を減らして、良い実に養分を集中させる作業になります。
皆いい笑顔で楽しく行えました。
野菜部門からのお知らせ(園芸科)
園芸科野菜部門よりお知らせです。
毎年4月下旬に開催されます「春の即売会」では野菜部門より各種野菜苗を販売いたしております。今年も例年通り4月下旬に実施予定でございますが、今年は好評いただいておりますナス接木苗をはじめとする接木苗の販売ができません。下記の通りでございますので、ご確認の上、皆様の作付計画の参考にしてください。
◎来年度(今年4月)販売品目(予定)
ナス(筑陽・実生)、ナス(千両2号・実生)、キュウリ(実生)、トマト(実生)、ミニトマト(実生)、オクラ、カボチャなど
◎来年度(今年4月)販売できない品目
各種、接木苗
理由:施設の改築に伴い、接木用の施設および設備が使用できなかったため
楽しみにしてくださっている皆様、申し訳ございません。再来年度は再び販売できるように生徒・教員一丸となって頑張っていきます。
第一回農業体験学習【園芸科】
毎年実施している、杉戸第三小学校との交流事業を今年度も実施しました。
園芸科3年の果樹専攻生が班長となって、ナシの栽培管理方法を小学生に教えるという行事です。
第1回は「ナシの摘果」
高校生が一生懸命に教え、小学生はそれを素直に聞いていました。
教室でも楽しく交流をしていました!
残り2回を楽しみにしています。
秋の園芸科あれこれ~農業高校をPR編~ (園芸科)
11月上旬 農業高校×大宮高島屋 ※現在終了
大宮高島屋様に野菜を提供し、食材として利用していただきました。
11月中 農業高校×ホテルブリランテ ※11月中 詳しくはホテルブリランテHPへ
今年も11月中のイベントとしてホテルブリランテ武蔵野様の2つのレストランのディナーに、農業高校の食材を使用していただいています。
秋の園芸科あれこれ~販売会編~ (園芸科)
※大盛況につき、写真を撮る余裕がありませんでしたのでご了承ください。
11月11日(土) 産業教育フェア 大宮駅コンコース販売会
埼玉県の産業教育について県民の皆様に広く知ってもらおうというイベント、産業教育フェア。園芸科では農産物の販売という形で参加しています。
今年も午後から大宮駅コンコースにて販売。販売前から多くのお客様に並んでいただきうれしい限りでした。
若き日本の産業人の勉強を知ってもらえる良い機会となりました。
11月18日(土) イオン春日部店様販売会
こちらも恒例のイオン春日部店様での販売。浦和美園店での販売から数えると、もう10年以上のイベントになりますね。
今年も多くのお客様にご利用いただきました。
秋の園芸科あれこれ~学ぶ編~ (園芸科)
11月8日(水) 目指せプロフェッショナル 園芸療法について
今年も1年生が園芸の知識と可能性を広く学ぶべく、園芸療法について学びました。今年も講師を務めていただきましたのは、園芸療法実践家のグロッセ世津子さま。
ご自身の活動拠点「みどりのゆび」での出来事や、園芸療法プログラムで用いる、押し花のランチョンマット作成を教えていただきました。
短い時間でしたが、園芸の新しい分野を学ぶ良い機会となりました。
秋の園芸科あれこれ~交流会編~ (園芸科)
今回は園芸科の交流会にスポットを当て紹介します。
11月6日(月) 三郷特別支援学校との交流会
毎年恒例の、三郷特別支援学校との交流会。参加した生徒は3年生の科内選択「生物活用」の履修生。今年も、園芸を通じて温かい交流ができました。
11月7日(火) 幸手ひまわり幼稚園との交流会
こちらも毎年恒例の幸手ひまわり幼稚園とのパンジー交流会。1年生全員で交流しました。自分たちが栽培したパンジーを園児たちが「きれい」「かわいい」と言って好きな色を選んでいきました。幼稚園できれいに植えられるとうれしいですね。
華やかさの裏には (園芸科)
草花部門はシクラメンをはじめとして、彩豊かな花を栽培しますが、一方では、栽培環境の整備や手入れなども行います。
華やかさの裏には地道な管理もあるものです。
悪戦苦闘しながらも・・・ (園芸科)
キュウリは成長が早く、それに合わせ整枝を行っていきます。生徒は悪戦苦闘しています。
しかし、そこは3年生の野菜専攻生。ポイントを押さえテキパキ整枝していきます。心強いですね。
農業高校ならでは!? (園芸科)
藤の咲く時期は花がきれいですが、花に訪れる虫たちが気になることも・・・
夏は葉っぱのおかげで涼しく授業ができます。ここで本日の実習内容等の説明を受けて、すぐ隣の畑で実践。なんとも農業高校らしいですね。
野菜の定植、着々と (園芸科)
今年もおいしさ、愛情たっぷりの野菜を栽培できるように頑張ります。
写真では1年生がナスの定植をしています!!このほか、エダマメ・トウモロコシも定植しました!!
第1回農業体験学習 開催!(園芸科)
毎年恒例の園芸科3年果樹専攻生による農業体験学習を今年度も開催いたしました。
これは近隣にある杉戸第三小学校の5年生と一緒にナシの栽培管理を行うもので、
平成11年度から毎年開催され、今回で19回目となる伝統行事です。
キウイフルーツ棚の下で各班長さんと初対面。
最初は少し緊張気味でした。
本日の管理作業内容は「ナシの摘果」
皆、良い実を選別しようと真剣に観察をしていました。
クリの植え付け(園芸科)
今日は、その最初の一歩である苗木の植え付けを行いました。
まずは、樹を植え付けるための穴を掘ります。
皆で力を合わせてえっさほいさと掘り進めます。
次に、その植穴に苗木を置いて、今度は埋め戻します。
この時に苗木の根が乾かないよう注意!(風の強い日は不向きです)
これに水をたっぷり流し込んで、しっかり根付かせることが成否を分けます。
最後に土が乾かないようワラを敷いて完成です!
ちなみに実際に収穫ができるようになるまで3~5年程度かかります。
こうして果樹園は代々の生徒によって作られてきています!
ニホンナシのジョイント栽培(園芸科)
ジョイント栽培とは、神奈川県にて開発された、樹形の仕立て方法です。
この方法について実際の栽培状況を調査・研究をされている折原さんにその特徴と実際についてご講演いただきました。
ジョイント栽培の基礎・基本についてわかりやすくお話しいただき、生徒も良く理解できていました。
収穫物を加工しよう(園芸科)
まず、キンカンにタテの切り込みを入れます。
種を取り出しやすくするための工夫で、この後、5分間煮込んで柔らかくします。
その後、流水で軽くすすぎ、冷ましたら種とヘタを取り除きます。
取り除けたら、砂糖と水で煮込めば完成!
簡単お手軽に作れますね!
肥料まき(園芸科)
今日は肥料を撒きました。この時期に施す肥料は元肥と呼ばれ、特に窒素成分に関しては来年1年分の量をここで土壌に足します。
ゆっくり長く効果を出したいために有機物肥料が主となるため、少し匂います。
そんな中でも生徒はなるべく均等になるように、丁寧に作業をしていました。
来年もおいしい果実をつけられるよう頑張ります!
冬季せん定(園芸科)
これはこれで風情があるのですが、見て楽しむばかりではありません。
本日、課題研究の時間に冬季せん定の授業を行いました。
樹勢の調整を主な目的として行うもので、かなり集中力も使う作業になります。
ブドウのせん定の様子
モモのせん定の様子
かなり難しい内容ですが、基礎的な部分は理解できていました。
ホテルブリランテ武蔵野への野菜提供(園芸科)
園芸科野菜部門では毎週火曜日にダイコン、ネギ、ブロッコリーを提供していきます。
この機会にぜひご賞味ください!!
詳しくは下記のチラシをクリック!!
ホテルブリランテ武蔵野×農業高校①.pdf
ホテルブリランテ武蔵野×農業高校②.pdf
杉農祭 販売に向けて②(園芸科)
管理棟の目の前でグリーンカーテンとしても利用されています。
脚立の上に乗って収穫します。
ただ、キウイフルーツは収穫適期が外観で判断が全くつきません!
そのため、例年の収穫時期や糖度測定等で見当をつけていきます。
そして、キウイフルーツは収穫後すぐに食べられるものではありません。
追熟をさせなければならないのですが、これが意外に大変です。
必要なものは「エチレンガス」と「温度」。
本校果樹園では、育苗機を利用しております。
この中に並べて密封してから、ガスと蒸気によって追熟をさせていきます。
こちらも、杉農祭に向けて皆さんに販売できるようにしていきます。
杉農祭 販売に向けて(園芸科)
「カキ」の‘平核無’(ヒラタネナシ)です。
本校の果樹の中で、最も大きい樹になります。
そんな中で、高い脚立に登り、一つ一つ丁寧に色を見極めて収穫をしていきます。
そして、この‘平核無’は渋柿の一種なので、残念ながら収穫直後に食べることができません。
(ちなみに、このまま食べると一瞬だけとても強い甘みを感じられますが、その直後に強烈な渋みが襲ってきます)
本校果樹園では、アルコール脱渋法を用います。
ヘタ部分にアルコール度数35%焼酎をつけて、ヘタ部を合わせた状態で並べていきます。
それを、焼酎を吹きかけた新聞紙で包み、さらにビニールで隙間なく包み込んで密封します。
この状態で、4~7日程度(外気温により大きく変動します)おくと、渋みが抜けていきます。
杉農祭で販売する予定でおりますので、なるべく美味しく・多くなるよう頑張ります!
大実験!(園芸科)
まず、本田から運んできたイナワラがこちら。
もっとたくさんありますが、画面に入りきりませんでした……。
これをまず、1段だけにします。
その後、発酵を促進させるために肥料(硫酸アンモニウム)をまきます。
さらにその上にイナワラをのせて2段にしていきます。
最後にもう一度、肥料(硫酸アンモニウム)をまいて仕込みは完成です。
これが風雨にさらされ、微生物の活動により分解されることによって、
イナワラという有機物が無機化され、堆肥になっていくハズです!
まだまだ時間はかかりますが、じっくりと待ってみましょう。
ナシの糖度測定(園芸科)
ナシの「美味しさ」を客観的に判断することはとても重要です。
「食べて甘かったよ」「スーパーよりも美味しい」といった曖昧な表現では、正確な美味しさは伝わりませんよね。
そこで!本日行ったのは「ナシの糖度測定」です。
夏休み中に獲って冷蔵庫にて保存してあった‘幸水’と今獲れている‘豊水’の両方を測定します。
屈折糖度計を用いて行います。
そしてその後は、もちろん試食!
『数値』と『感覚』を共有させることはとても重要なことです。
みんな、測っては食べ、測っては食べ……二人でナシ3つ分を食べきりました!
セイヨウナシ ‘バートレット’(園芸科)
そのうちの1品種である、バートレットが収穫できました。
セイヨウナシは果実一つ一つの収穫適期を見極めることはしません。
バートレットの場合は、開花日から120~125日後に収穫します。
開花日が4月の中下旬なので、毎年8月下旬に収穫できますね。
今年も大きく実らせることができました。
収穫日に一気に獲りきります。
日本ナシほど収穫が難しいわけではないのですが、セイヨウナシはここからが大変です。
セイヨウナシの果実はこのまま食べることができません!
この後、予冷と追熟という過程が必要になります。
5℃で7~10日間置いた(予冷)後、常温で1週間程度(追熟)経たないと美味しくなりません。
収穫後もじっくりと時間をかけたバートレット。
色がすべて黄色に変わったら食べごろのサインです。
ブドウの季節到来(園芸科)
‘巨峰’が食べごろとなってきました。
黒く色がついてとても美味しそうですね。
一つ一つ丁寧に袋をのぞき込んで、収穫適期を見極めます。
収穫したもの。大粒の果粒が房にしっかりと付いてますね。
完熟してとても甘く、いい香りです。
パック詰めして、完成!
H28 事故ナシ運動 実施!(園芸科)
今回で20回目となります。
今年度も園芸科2年の果樹専攻生が中心となって行いました。
用意したナシは‘幸水’で、約130個!
一人一人が丁寧にドライバーさんに手渡ししていきます。
終了後には感謝状の贈呈式もあり、無事終了することができました。
彩の国のオリジナル品種‘彩玉’(園芸科)
埼玉県が独自に開発したオリジナル品種でとても甘みが強いのが特徴です。
本校で品質検査を行ったところ、糖度16度を記録したものもありました。
本校果樹園ではできるだけ袋掛けを行っております。
丁寧に収穫します。
白くて艶のある果皮がとても美しい品種ですね。
ナシ‘幸水’の収穫が最盛期です(園芸科)
‘幸水’という品種で、甘くてみずみずしいのが特徴です。
青さが抜けて黄土色が着いてきたら収穫適期です。
1年のこの時期でしか収穫実習が行えないため、生徒も必死に収穫適期の見極めを行います。
さらに、収穫だけでなくその後、販売物として商品にする作業「調整」も行います。
まずは、穫れたナシを選果機を使い、重さごとに選別します。
その後、箱売りと袋売りのグループに分かれて実習を行います。
〈箱売りグループ〉
〈袋売りグループ〉
地域の皆様からも愛されるナシは生徒全員が頑張って作っています。
夏休みは果樹の時期(園芸科)
本日の収穫物はこちら、モモ!!
美味しそうに赤く色づいていますね。
もともとはこんな色をしていました。
収穫適期を逃すと自然落果してしまうため、よく見て確実に収穫しています。
これはなんの実?(園芸科)
真っ赤になった小さな果実。
これはなんという果実か御存じでしょうか?
これは「フサスグリ(アカスグリ)」といいます。
とても酸味が強く、主に加工用として用いられます。
今度はイチジク!(園芸科)
また果樹園からおいしいお報せです。
大きな大きなイチジクです。
掌が隠れるほどの大きさですね。
これからどんどん穫れ出してくるでしょう!
いよいよスモモ!(園芸科)
「プラム井上」
「メスレー」
それぞれ、甘酸っぱくておいしいものが、たくさん穫れました!
施設栽培キュウリを学ぶ② (園芸科)
2回目となる今回はキュウリの収穫方法と調整方法について教えていただきました。
調整の講義では、市場出荷する際のダンボール詰めを学びました。
野菜専攻の3年生は普段から収穫と調整を行っていることもあり、「手際が良い」と講師の白石さんにもほめていただきました。
また、最後は「農業」という仕事についてお話をして頂き、進路選択の一助となったようです。
施設栽培キュウリを学ぶ① (園芸科)
同じ杉戸町でキュウリ・トマトの温室栽培に取り組む白石守利さんを講師に迎え、講義をしていただきました。
1回目のこの日は、生育後期の管理について教えていただきました。
講義の様子
また、つる枯病(写真①)やべと病(写真②)の発生原因や防除についても教えていただきました。
写真①(つる枯病) 写真②(べと病)
少しずつブルーベリー!(園芸科)
実は、少し前からブルーベリーも穫れ出してきています。
ひとつひとつ色着きをみて丁寧に収穫していきます。
小さな作業ですが、コツコツと行っております。
第2回農業体験学習(園芸科)
園芸科果樹部門で毎年行われている農業体験学習の第2回目が行われました。
杉戸第三小学校5年生と3年果樹専攻生が交流しながらナシの栽培を行うという行事です。
本来であれば、小学生に杉戸農業高校へ来てもらって栽培管理体験をする予定でありました。しかし、あいにく連日の雨による状態不良のため急きょ、高校生が杉戸第三小学校に行ってナシについて理解を深めてもらう、という内容に変更となりました。
「ナシの生育について」と題した内容を行いました。
各班ごとに高校生が小学生にナシについてのいろんなことを教えています。
今のナシの大きさを測ってみたり
包丁で切ってみたり
さまざまな視点から観察し、ナシの実が大きくなる過程を深く知ることができたと思います。
残りは、9月に行われる第3回「ナシの収穫」で最後となります。
その時に「美味しい!」と言ってもらえるよう、専攻生は最後までナシの世話をがんばっていきたいと思います。
いよいよ収穫の時期(園芸科)
果樹園に収穫の時期がやってきました。
今、収穫時期真っ最中なのが ビワ!
おいしそうな、オレンジ色になっているものが収穫適期です。
樹全体がオレンジがかってきてとてもおいしそうです。
いっぽう、そろそろ収穫時期になるものも……
こちら、 スモモ!
ほんのり赤色が着いてきましたね。
これが全体にいきわたれば、おいしいスモモになります。
少しずつ、果樹園はおいしい季節へ向かっております。
果樹園は大忙し(園芸科)
日々暑くなっていくこの頃、果樹は農繁期に入ってきました。
果樹園の各作物の管理作業がこの時期に集中します。
まず、ナシについて。
本摘果を行っています。最終的な収量がこれで決定する責任重大な作業です。
結果枝の15cmあたりに1果残すため、手指を使って長さを測って残す果実数を決定します。
これは結果枝の長さを測っているところです。
そして、本摘果が終わると同時にジベレリンペーストを塗布します。
熟期促進・果実肥大促進を目的に行います。
果実に付着すると薬害が出てしまうため、根元ぎりぎりに塗りつけます。
周囲の葉や棚線にも付かないように気をつけて行います。
次にブドウについて。
ブドウは今、房づくりの真っ最中です。
きれいな逆三角形になるように房の形を整えるため、また着果を安定させる目的もあります。
種有りと種無しで、方法が違うので注意が必要です。
種有りの方法 →
種無しの方法 →
これで房の形が決定する為、皆真剣に行っています。
さらに!ナシ・ブドウだけではありません。
モモの袋掛けも行っています。 →
→
あれもこれもとするべき事は多いですが、今年度も美味しい果実を作れるよう生徒全員が精いっぱい頑張っています!
小学生とナシづくり(園芸科)
今日の午後、「平成28年度 第1回 農業体験学習」を果樹園にて行いました。
これは園芸科の果樹専攻生が杉戸第三小学校の5年生と一緒にナシの栽培管理を行う行事で、
平成11年度から続き、今年で17回目となります。
はじめに全員集合して顔合わせをしました。
その後、高校生が班長となって、小学生に「ナシの摘果」の方法を教えます。
高校生は人に教える難しさを、小学生は農業の大変さをそれぞれ『体験』して『学習』する
ことができました。
今後、第3回まであるこの行事、みんなで美味しいナシが食べられるように頑張りましょう!
4ヶ月後の未来を想像しながら・・・(園芸科)
4月に入り、果樹園の梨も開花を迎え人工受粉を行いました。
花柄(矢印部分)を見て、折れやすさや大きくなるか否かを判断する事ができます。
中央付近の適度に長く、しっかりとした花柄の花に花粉を付けていきます。
8月中旬からの収穫で良い実が取れるよう未来を思い描きながら実習を行いました。
でっかい梨
写真のように非常に大きくて食べ応えのある梨です。
(味は甘さと酸味のバランスが程良く、食感も歯ごたえがあり美味しいです。)
保存状態が良ければお正月まで食べられ、杉農祭でも販売する予定です。
杉農祭に来た際にはこの「でっかい梨」を見て・食べて驚いてください!!
梨収穫
果肉はシャリシャリとした食感で、頬張ると果汁があふれ出す甘味の強い品種です。
生徒にも好評な杉農の梨です。
大きいものでは700gを超える梨を収穫できました。
千本・・・
さて、杉戸農業高校のブドウ園のでは、大きくなってきたブドウの房に袋をかけました。
その数3千袋以上!!
袋掛けは、農薬をかからなくする他に鳥などの食害を防ぐ効果があります。
袋を掛けた分だけ結果が見えるので、生徒たちもやり遂げた後は達成感に満ち溢れていました。
また、初夏の味覚であるスモモの収穫を行いました。
酸味が恋しくなるほどの甘さで、糖度は16度もありました!
今後も、様々な果物が収穫できるので、美味しくなるよう管理していきます。