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生物生産技術科

 

学科日誌

生物生産技術科

複数のダイズを育て始めました! (生物生産技術科1年総合実習) 作物専攻

生物生産技術科1年総合実習でダイズを播種しました。

(R3.4.26 播種した6品種のダイズと黄ダイズ「白光」)

上段 左:快豆黒頭巾(タキイ種苗) 中:箕田在来(鴻巣市) 右:妻沼在来(熊谷市)

下段 左:くらかけ 中(緑):借金なし(秩父市) 中(黒):春日部在来Ⅱ(春日部市) 右:白光(秩父市)

 

ダイズは、日本で古くから利用されているマメ科の作物です。

利用価値が広いことから「大豆」と呼ばれたそうです。

日本ではおもに味噌や醤油の他、納豆などの食用に供されます。

 

ちなみにダイズは戦国時代、軍馬の飼料に利用されていたとか。

戦国時代、煮た飼料用のダイズを俵に詰めて戦線を移動し、

時間がたってから俵を開けたら、糸を引いていていい香りがするので、

食べたらうまかったのが納豆の始まり、という説もあります。

 

戦国時代以降、ダイズの生産量が増え、次第に味噌や醤油、食用に供されることが主になったそうです。

現在はあまり行いませんが、水田のあぜなどでダイズを栽培していたこともあります。

そのため、あぜ豆とも呼ばれていました。

 

世界では、ダイズを搾油用や飼料として利用することが一般的だそうです。

近年では、ダイズの植物由来のたんぱく質を利用したダイズ肉も商品化されています。

  

本日(R3.4.26)は、マルチング済みの圃場にダイズを播種しました。

播種したダイズは、以下のとおりです。

①快豆黒頭巾(黒・タキイ種苗・枝豆用品種)

②箕田在来(緑・埼玉県鴻巣市見田地区在来種)

③妻沼在来(茶・埼玉県熊谷市妻沼地区在来種)

④くらかけ(黒と緑・鞍掛)

⑤春日部在来Ⅱ(黒・埼玉県春日部市在来種の1つ)

⑥借金なし(緑・埼玉県秩父市在来種)

 

1穴2粒(1つの穴に2粒)播きして潅水し、寒冷紗のトンネルで覆いました。

直播は、鳥害防止のため忌避剤を用いるか寒冷紗等の資材を利用しないと全損被害にあうこともしばしばです。

 

1年生も精一杯実習に取り組んでいます!

実習は同時進行でガンガン進みます!!

他に埼玉県秩父市の在来種の白光(黄ダイズ)がありますので、後日播種しようと思います。

 

 

作物専攻『今日の実習』

サツマイモの植え付けのため、作条+マルチングを行いました。

本日、農業機械は使いません!ヒューマンパワーで頑張ります!

くわを使う訓練を兼ねて、12本作条し、マルチングを終えました。

本校で生産している苗も、植え時です。今週、サツマイモの植付を行えるとよいのですが…。

 

作物部門主任

 

 

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生物生産技術科1年生の実習風景 生物生産技術科

生物生産技術科の新入生が実習を開始しました。

 

実習初めは『総合実習』です。

生物生産技術科1年次の総合実習は、『作物・農業機械・飼育』の三部門の実習をします。

2班(14名前後)ごとにローテーションで実習内容が変わります。

今回は、作物専攻の実習風景です。本日の作物専攻の実習は、ジャガイモの追肥&土寄せです。

ジャガイモの株間に化学肥料を施し、株元に土を寄せてやります。

この作業により、追肥の効果を高める&雑草を防ぐ&生育環境の向上が期待できます。

 きれいに土寄せができています。さすがです!

 しかし、作業は不慣れな1年生。残りの土寄せは3年作物専攻生が総合実習(別の授業)で行いました。

 

 

フォローもぬかりなし!作物専攻生!

 

一方、農業と環境では水稲(喜寿糯)の播種を行いました。

農業と環境は、農業関連高等学校に所属する生徒の『必修科目』です。

生物生産技術科の農業と環境では、水稲栽培とニワトリの飼育について学びます。

播種方法の解説の後、播種(たねまき)を行いました。

本校生物生産技術科では、各自育苗箱1箱に種もみを播き、管理します。

5月初旬の田植えでは、自分で育てた苗を、自らの手で植え付けます。

この方法は、播種方法でも最も基礎的な方法です。

基本を学ぶことで、効率化や機械化の効果を学ぶ際に役立ちます。

 

床土を入れて、ゲージでならし、潅水します。種もみ(80g/1箱)を均一にまきます。

 

均一に覆土をし、育苗用のパイプハウスに並べ、ハイマットで覆います。

ハイマットは空気は通し、水蒸気は通さないシートです。

このシートで保温&保湿し、発芽をそろえられるようにします。

 

 ハイマットで発芽が揃うと、このようになります。

 

ここまで育てば、あとはスプリンクラで潅水できます。

5月の田植えに向け、良い苗を育てられるよう頑張ります!

 

担当:作物部門主任

 

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T科2年生がトウモロコシの播種を行いました! 生物生産技術科 作物専攻

生物生産技術科は、略してT科といいます(テクノロジーのTだそうです)。

2年生が作物の授業で、トウモロコシを播種しました。

トウモロコシはイネ科の作物で、成長がとても早い特徴(C4作物)があります。

 

トウモロコシにも様々な種類があります。

野菜として食すもの(スイートコーン)、ポップコーンに加工するもの、家畜の飼料とするもの(デントコーン)…

(図6ならびに図7 出典: 実教出版作物P.159)

 

今回、2年生はスイートコーン(甘味種)を育てます。

雑草を防ぎ、地温を向上して早く発芽させるため、マルチャーでマルチをはりました。

マルチャー操作は2年農業機械専攻生に依頼しました。

 

このマルチは、最初から2列の穴が互い違いに開けられているもの(2条千鳥)です。

この穴1か所に、種子を3粒播きます。3粒はできるだけ離すように播きます。

それは、発芽したのち、1穴1株にするために間引きをするためです。

 

間引きの際、株が近くで育っていると、引き抜くとき根が傷みます。

間引きをすると、トウモロコシが可哀そう…という優しい心を持つ生徒もいます。

しかしながら、欠株をつくらないことによって、限られた面積で多くの収穫を揚げることができます。

また、共生効果(1か所に3株あることで株同士が互いに成長しあうため早く大きく育つ)を期待できます。

 この後、鳥害防止のため、寒冷紗で覆い、Uピンで押さえました。

 トウモロコシは、3年生の選択作物受講者15名も播種しました。

 

作物専攻『今日の実習』

働き者の3年作物専攻生は、水稲の苗を管理したのち、サトイモを植え付けました。

実習時もコロナ対策をしながら、作物に学んでいます。

 

担当:作物部門主任

 

 

 

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農作物の栽培準備中です! 生物生産技術科 作物専攻

 機械化水田は畔付け&畔塗り完了です。3番耕を行って、土も細かに砕いてあります。

(R3.4.18機械化水田 写真中央やや左、奥の青い作業小屋までが本校の水田の一部です)

 

2月に準備を始めたサツマイモも、採苗できる大きさに育ちました。

苗床の中は、このようになっています。

(R.3.4.18 植え付けたサツマイモの種芋が苗床内で萌芽した様子・苗取り後の様子)

サツマイモの苗は、7~8節で30cm程が適当な大きさです。

苗は、写真のように束ねて販売されます。

 

苗を植え付ける時、しおれていると不安ですよね。

諸説ありますが、採苗してすぐは活着が悪いとされています。

そのため、本校では採苗後、半日ほど天日に干してわざと萎れさせてから植え付けています。

(殺菌剤処理を行う場合は水を吸わせます。また、水を吸わせたほうが良いという場合もあるようです。)

 

コムギも旺盛に育ち、出穂(成長して穂が出現した状態のこと)しました。

 

小麦畑(R3.4.18 コムギ:さとのそらの出穂)

 

2月に植え付けたジャガイモも、元気に成長しています。

作物が育つのと同時かそれより早く、雑草が育ちます。

雑草を防ぐため、薬剤を用いる科学防除も行いますが、

除草や土を耕して土と雑草をかき混ぜてしまう物理的防除を組み合わせて、

できるだけ薬剤に頼らない栽培を実践しています。

 

今後、ジャガイモの土寄せやサツマイモの畝たて&マルチング等を進めます。

 

担当:作物部門主任

 

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水稲の播種作業 真っ最中! 生物生産技術科作物専攻

新入生を迎え、花木が咲き乱れる杉戸農業高校です。

 

(R3.4.8 生物生産技術科 入学式後の集合写真) 

春爛漫の陽気のなか、水稲の苗を育てるため種もみを播種しています(播種:種まきのこと)。

 

昨年、COVID-19による緊急事態宣言のため、播種実習ができなかった生物生産技術科2年生と、

2年生選択作物受講者が播種を行いました。 合計63名の生徒が播種した方法は①~⑤のとおりです。

 

①育苗箱(通称:苗箱)に床土を入れて、ゲージで平らにならします。

・土は、育苗専用の通気性の良い培土を利用しています。

・土を平らに均さないと、苗の高さが揃わず、良い苗になりません。

 

(上2枚の写真は平成30年度の播種作業の様子です)

 

②十分に潅水して、床土に水分を含ませます(底の穴から水がしたたり落ちるまで)。

・蓮口(水をシャワー状にする道具の先端)の高さや動く速さを揃え、水分量が一定になるようにします。

 

③種もみを播きます。

・種もみは予措(温湯消毒をして催芽し、水切り後に乾燥)済で、『はと胸状』に膨らんだもみを使います。

・種もみは、四隅→四辺→中央部分→もみの少ない部分の順に播きます。

・すくい取った種もみを、やや高い位置から、指の間からこぼすように落とすとよく散らばります。

・播いた種もみは、もう触りません。

 

④覆土(種の上に土をかけてやること)をします。

・覆土は種もみが見えなくなる程度、かけてやります(覆土の厚さは均一のほうが良い)。

・かけた覆土には触れないようにします。

 

 

⑤育苗用のパイプハウスで初期の管理を行います。

・隙間がないように並べます。

・上からハイマット(水蒸気は通さず、空気は通す素材)で覆います。

・パイプハウスを締め切り、高温になるようにします。

・イネは熱帯生まれの作物です。そのため、高温と高湿度の条件をそろえると芽がよく揃います。

 

⑤のあと、3~4日で発芽が揃い、ハイマットを取り除いて緑化させます。

緑化した苗は、毎日2回から3回潅水しながら育て、田植えに間に合うように管理します。

→⑤は育苗機を用いることもあります。

 本校はパイプハウスがあることから、ハイマットを利用する方法で育苗をしています。

 

一方、3年作物専攻生は、手動の播種機を利用して種まきと覆土を行います。

合計40枚(1班20枚)ですので、手動の播種機でも授業時間内で終えることができました。

 

ところで、本校は埼玉県の農業高等学校の中で最も広い水田を有しています。

本校の機械化水田(通称:本田)に作付けする『コシヒカリ』と『彩のきずな』は、

播種量が多いため播種機で一気に播種します。

播種作業は重要かつ集中的に行うため、専攻生も協力して行います(終日当番)。

本校の場合、すべて機械で播種を行うと、5時間程度で育苗箱400枚ほどの播種が完了します

(実習や水稲播種等の説明時間を含む)。

 

担当:作物部門主任

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生物生産技術科:つながる農高project『農高アカデミー』参加報告

日本の畜産を応援するWebマガジン“どっこいしょニッポン”と高校生向けフリーマガジン“ch FILES(シーエイチファイルズ)”が主催する、つながる農高project『農高アカデミー』に本学科3年生が参加しました。

プロジェクト概要は以下のリンクよりご覧いただけます。

https://dokkoisyo.jp/join/5942/

 

第4回の内容:『新規就農の厳しさ、困難を乗り超えてきた心構えとは?』

ゲスト:田中畜産 田中一馬さん(但馬牛繁殖農家、削蹄師)

アカデミーの様子全編は以下のリンクよりご覧いただけます。

https://youtu.be/JCZItXQVn8M

 

以下、『農高アカデミー』に参加した本校生徒の感想です。

 私は将来、新規就農して特産松阪牛の肥育農家になりたいと思っています。田中さんは新規就農で繁殖農家を始められた先輩であり、人生の先輩でもあります。そんな方と実際にZoomで話してみて、畜産業としての体験や新規就農の大変さについて知ることができました。私は田中さんのYouTubeを毎日のように観ているので、実際に田中さんとお話する時は大変緊張しました。また、このプロジェクトでは他の学校の生徒と一緒に行うため、その場に馴染めるか心配でしたが、運営側の方が間に入って場を和ませてくださったので、他の学校の生徒ともすぐ打ち解けることができました。

 今回、このプロジェクトに参加し、農家や他の学校の生徒との繋がりを持てただけでなく、考えや意見などを共有することができました。また、自分自身も新規就農の夢に向けて、一歩前進することができました。自分の夢を叶えられるようこれからも頑張りたいと思います。

 

 担当:飼育部門

 

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サツマイモが芽吹きました! 生物生産技術科作物専攻

(R3.3.29 サツマイモ(安納芋)の萌芽)

3月9日(火)にふせ込んだサツマイモが芽を出しました。

今回は、有機物の発酵熱を利用した踏み込み温床でサツマイモの育苗をしています。

サツマイモは熱帯生まれの寒さが苦手な作物です。長い間25℃を下回ると冷えて腐りが多く出てしまいます。

今回の踏み込み温床内の温度を観察したところ、28℃程度から35℃程度を保つことができました。

 

踏み込み温床を用意して、種イモのふせ込みから約20日で発芽しました。

夜温や低温に気を付けながら、植え付けに適当な大きさ(8節・30㎝程度)を目指して、育苗を続けます。

よい苗を作って、よいサツマイモを収穫したいものです。

 

また、3月4日(木)に植え付けたジャガイモも発芽しました。植え付け後、22日で発芽しました。

(R3.3.26 ジャガイモ:男爵の発芽)

 

春の陽光を受け、コムギも急激に成長を進めています(R3.3.29)。

担当:作物部門主任

 

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作物専攻がS-GAP実践農場2020(水稲)を継続取得いたしました! 生物生産技術科作物専攻

このたび、生物生産技術科作物部門が平成30年度より連続して取得している

S-GAP(実践農場・実践農場2020)の継続審査を受け、無事に認証を継続取得いたしました。

対象は、水稲です。

 

令和3年2月12日、春日部農林振興センターの審査官2名をお招きして、

作物部門の農場や圃場の整備状況を合わせて評価いただきました。

その結果、全項目が適(問題がない状態)と判断され、

3月4日付でS-GAP(実践農場・実践農場2020)の継続が認められました。

 認証の継続後も、農場運営や次年度の生産にGAPの考え方を利用して参ります。

  

 作物部門の取得しているS-GAPについて

◯対象作物 

 水  稲

◯S-GAPナンバー

 春0010C20

◯有効期限

 S - G A P 実 践 農 場:令和6年(2024年)3月14日まで

 S-GAP実践農場2020:令和4年(2022年)3月14日まで

◯備  考

 S-GAP実践農場2020、GLOBAL G.A.P.の認証を受けた農場で生産された農産物は、

 2020東京オリンピック・パラリンピックで利用される食材の調達基準に適合します。

 ※令和3年3月にオリンピックで利用する食材の一部として、本校の認証米を1俵出荷いたしました。

 

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サツマイモの栽培の準備を進めています 生物生産技術科 作物専攻

 杉農では卒業式を迎え、3年生が巣立ちました。頑張れ卒業生!

4月には、新入生を迎えて本格的に農業の実践的な学習が始まります。

現在も準備を進めています。

 

今年もサツマイモの苗を作る時期がめぐってきました。

 サツマイモは農林水産関連の統計では甘藷(カンショ)と呼ばれています。

この作物は熱帯生まれの作物で、寒さにはたいへん弱い特徴があります。

 植えつけ適期の4月下旬頃から6月にかけて、よい苗を多く確保するために苗床を作りました。

 

埼玉県の気候では、そのままの状態でサツマイモの冬越しはできません。

秋から冬の寒さでサツマイモが傷んでしまうためです。

今回は、室内で新聞紙や毛布にくるんで保管していたサツマイモ(種イモ)を利用しています。

 

(R3.3.9植え付け前のサツマイモ)

種イモにはつる割れ病などの予防のため、殺菌剤を粉衣処理して利用します。

写真の白い粉が殺菌剤です。

殺菌処理には、温湯消毒(47℃40分間)も効果があります。

温湯消毒を行うと、発芽が早まるそうです。

 

今年の苗床は、古くから利用されている踏み込み温床を採用しました。

踏み込み温床は、有機物を微生物が分解する際に発生する熱を、

寒さに弱いサツマイモの保護に利用する技術です。

 

(R3.3.9ふせ込み直前の地ならしの様子)

有機物の分解する微生物は、自然環境下ではあまり多くありません。

そのため、分解する微生物が多い腐葉土を利用して微生物の数を確保します。

また、微生物が有機物を分解する際に利用する窒素分を加えて施用し、分解を促します。

 

(R3.2.27 稲わらをロールからほぐして木枠内に投入した状態)

今回の踏み込み温床では、稲わらを利用しています。

一般的には落ち葉を利用する踏み込み温床が一般的です。

 ※埼玉県三芳町三冨新田では屋敷林や雑木林の落ち葉を利用した踏み込み温床とサツマイモ栽培が有名です。

 稲わらを敷き詰めて踏み込んで隙間をなくします。

秋に機械化水田での実習で作成したわらロール27個分を利用しました。

(R3.2.27 米ぬかの散布&混合)

米ぬかを散布して、表層10㎝程度のわらと混ぜ合わせます。

この米ぬかが微生物が有機物を分解を補助します。

以前は、汚わいを利用することもあったそうです。

米ぬかは杉農で生産した米の精米時に発生したものを30kg紙袋で3袋施用しました。

(R3.2.27 苗床への潅水)

苗床の稲わらの下から水が染み出るくらい、多くの水を散水します。

今回は稲わら全量に対し600ℓを散水し、さらに踏み込みました。

(R3.2.27 腐葉土の投入と地ならし)

この後、腐葉土を表面に敷き詰めます。ダンプ1杯の腐葉土を利用しました。

この状態で種イモをふせ込む(植えつける)こともできるですが、今回は発熱を待つことにしました。

苗床作成時から植え付け時までの気温と地温の変化は以下のとおりです。

  

2/27に苗床の踏み込みを行い、3/9に種イモをふせ込んでトンネルを設置しています。

3/9と3/10の地温はトンネル内の温度です。

約1週間で温度が最も高くなるそうです。今回も6日目に46℃になりました。

 

サツマイモの踏み込み温床の温度は30℃前後が最も良いそうです。

温度が高すぎる(40度以上)、もしくは低すぎる(20度以下)で種イモに傷みが発生するそうです。

(R3.3.9種イモのふせ込みと覆土の様子)

地温も適当になりましたので、種イモを植え、覆土しました。

覆土にはよく熟成した細かな腐葉土を利用するとよいそうです。

今回は腐葉土と市販品の培土(10袋)を利用しました。

サツマイモは安納芋・紅東・紅赤・太白・おいらん等の品種を植え付けました。

覆土ののち、保温と保湿のため、もみ殻で覆い、その上から温度を逃がさないためにトンネルを作りました。

トンネル内の黄色の資材がもみ殻です。もちろん杉農のお米のもみ殻です。90L袋3袋を利用しました。

 

(R3.3.9踏み込み温床完成の様子)

R3.3.10(13:30)時点のトンネル内の温度は、32℃でした。

 

 

(R2.5.15安納芋の芽生え)

順調にいけば、以下のようなサツマイモの芽生えがたくさん見られることでしょう。

この芽が、サツマイモの苗となります。

 

『苗半作(なえはんさく)』という言葉があります。

よい収穫を得るために苗が重要であることを説いた先人の言葉です。

よい苗がたくさん得られるように今後も管理を続けたいと思います。

 

参考文献:おいしくなあれ富のいも 日本農業遺産「武蔵野の落ち葉堆肥農法」のサツマイモづくり

     わたなべ ひろみ著 2018.3発刊 出版:三芳町役場

 

担当:作物部門主任

 

 

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ジャガイモを植え付けました 生物生産技術科 作物専攻

最近、春の近づく気配がします。

先日の降雨により土が湿ったので、すかさず水田の畔を整えます。

(R3.3.3畔付け・踏み込み温床)

同時に、サツマイモの苗床(踏み込み温床)の準備を行っています。

(サツマイモ踏み込み温床は、後日公開予定です)

 

 

本日は、ジャガイモの植え付けを行いました。

(R3.3.4ジャガイモ植付の様子)

植えつける畑は十分耕して、土をほぐし、平らに整えます。

(R3.3.3種いも準備の様子)

植えつけるジャガイモ(種イモ)は、一切れが2~3芽になるよう分割します。

このとき、頂芽(下図の上部、芽が集中している箇所)を分割することがコツです。

(上図は実況出版 作物 P185図2塊茎の芽の配列を抜粋)

頂芽付近の芽は、強く早く育つ性質があります。

切ったときに、頂芽の有・無に分けてしまうと、発芽に差ができて、管理しにくくなります。

(R3.3.3種いも 写真左:男爵 写真右:メークイン)

そのため、ジャガイモの品種により、種いもの分割後の形状が異なるのです。

→長細い形状のジャガイモでは種いも分割後の形状は「細長く」なります。

→種いもには殺菌剤の粉衣処理を施しています。

 

この後種いもを圃場に植え付けます。

作物専攻では、土の上に種イモを並べ、その間に施肥し、覆土するスタイルで栽培をしています。

今年は男爵、メークイン、アンデスレッド、トヨシロ、サッシーを植え付けました。

収穫までしっかり管理して、多様な作物の教材に役立てる予定です。

本日の実習は2年作物専攻生が担当しました。大体1,600~1,700株を植え付けました。

 

R3.3.3のコムギ(さとのそら)の様子です。

鳥よけのミミズクもずいぶん長いこと小麦畑の番人を励んでいます。

 

担当:作物部門主任

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