杉農日記

杉農日記

開校記念日

 4月11日(月)は、本校の開校記念日です。

 当日は、学校閉庁日となります。

 電話につきましては、留守番電話での対応となりますので、御理解・御協力をお願いいたします。

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入学式が行われました

令和4年4月8日(金)入学式が行われました。

 

 

 

 

校長式辞

  木々の緑が芽吹き、花々が咲き競うこの春の良き日に、保護者の皆様のご臨席を賜り、令和4年度 埼玉県立杉戸農業高等学校入学式を挙行できますことは、この上のない喜びであります。

新入生の皆さんが自ら決意され、本校へ入学されたことをうれしく思うと同時に、本校教職員を代表として心から歓迎申し上げます。

本校は、大正10年4月11日に北葛飾郡立杉戸農業学校として杉戸町清池に開校しました。大正12年に群制廃止に伴い、埼玉県に移管し、昭和23年には、学制改革により埼玉県立杉戸農業高等学校となりました。

昭和49年に校地が手狭であるとともに実習地が分散しているため、今の場所に全面移転をし、現在に至っております。

昨年、創立百周年の記念式典を実施いたしましたところです。これまでに2万人を超える卒業生を輩出し、各地、各界において、第一線の産業人として社会の発展に貢献しております。

本日、晴れて本校の生徒となった皆さんには、歴史と伝統を継承していただくとともに、杉戸農業高校の、新たな百年のスタートとして輝かしい歴史を刻んでいただきたいと思います。

本校の校訓は「理想」「誠実」「勤労」であり、目指す学校像は「いのちとみどりを育む学び舎で、自ら律する力と誠実な態度を身に付け、社会に貢献する人材を育成する」としております。このことを踏まえ、次の三つを本校での高校生活で取り組んでいただきたいと思います。

一つめは、「理想を求めよ」、二つめは、「誠実な態度を身に付けよ」、三つめは「自律する力を身に付けよ」ということです。

一つ目の「理想を求めよ」は、自分の夢や目標を描き、それに向かって努力を継続してほしいということです。

深谷市出身の渋沢栄一は、夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。と話しています。

より具体的な夢や目標を設定することで、やるべきことがはっきりし、取り組みやすくなります。

自分の夢や目標に向かって努力していれば、どんなにつらいことがあっても自分自身を奮い立たせ、逆境に立ち向かうことができ、夢や目標が必ず叶います。

高校生活の始まりの日です。将来の夢や目標を考えてください。そして、夢や目標を実現するためには、何が必要かを考え、行動することで、高校生活を充実させることができます。

二つ目の「誠実な態度を身に付けよ」は、何事に対しても誠実に取り組むとともに、相手を思いやる態度や協調性を身につけ、人間的に成長してほしいということです。

百年近く読まれ続けられている「人を動かす」の著者、デール・カーネギーは、「相手を重要人物として扱い、誠意を持って協力を要請すれば、敵対者もまた友人にすることができる。」といい、「宇宙船地球号」という言葉を広めた、アメリカの思想家である、バックミンスター・フラーは「誠実さは、あらゆる成功の核となるものである。」と話しております。

本校での様々な教育活動をとおして、互いを認め協力し、よりよい人間関係作りを行ってください。

三つ目の「自律する力を身につけよ」は、自ら考え、判断し、行動する力を身に付けていただきたいということです。

現在、新型コロナウイルスにより、社会が大きく変わろうとしています。AIなどの発展により産業構造も大きく変わるだろうと言われています。

これからの時代、積極的に情報を収集し、選択し、そこから自分で考え、判断し、行動することが必要だと言われています。

農業の専門科目では、仲間と協力して、実験や実習を行い、知識や技術を学びます。また、自ら課題を設定し、調査、研究を行い、自らの課題を解決していく課題解決型の学習を行います。

農業の学習は単に、農業の知識や技術を学ぶだけではなく、協調性を育み、課題解決能力、自律する力を身につけます。

本校での様々な活動をとおして、これからの社会を生き抜く上で必要になる思いやりの心と、自律する力を身に付け、社会に貢献する人材となっていただきたいと思います。

最後になりますが、高校時代、生徒たちは、これまでと比較にならないスピードで、成長していきます。そして子供の健全な成長は、学校と家庭、地域が連携し協力して対応することが大切です。

保護者の皆様方には学校の教育活動などに、ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

令和4年4月8日

埼玉県立杉戸農業高等学校長 飯田 賢

 

 

 

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着任式・始業式が行われました

令和4年4月8日(金) 着任式・始業式が行われました。

天気がいい中、生徒たちは久しぶりの学校で緊張しつつも、友人との再会で話に花が咲いていました。

 今年度もよろしくお願いいたします。

 

 

 

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修了式が行われました。(杉農日記)

令和4年3月24日(木)令和3年度修了式がオンラインで実施されました。

校長講話

 みなさんおはようございます。早いもので本日、令和3年度の修了式となり通知表が渡されます。

  今回の成績は、今年度1年間の皆さんの学習成果を示しているものであり、これから進路を決定する際に大きな材料となるものです。

 みなさんの、本年度の取組状況はいかがだったでしょうか。

 通知表をもらい、努力の成果が十分に表れ、さらに自信を高める人もいれば、努力の成果が報われなかった人、1年間の取り組みを反省する人など様々な人がいると思います。

 さて、3月10日に行われました卒業式で、私から卒業生に対して、「人生の夢や目標をしっかり持ち、今、この時を一生懸命に生きる」ことについて話し、一生懸命に生きるということは、「努力する」ということだと伝えました。

  本日は、「努力する」に関連して「努力の方向性」について、お話したいと思います。

  みなさんは、ハンマー投げの室伏広治さんを御存じでしょうか。

  2004年のアテネオリンピック、ハンマー投げで金メダル、2012人のロンドンオリンピックで銅メダルを獲得し、現在、スポーツ庁の長官をされています。その室伏広治さんが、 コピーライターの糸井重里さんとの対談の中で、室伏さんのお父さんについての話をしていました。

 室伏さんのお父さんは、室伏重信さんといい、現在76歳になりますが、オリンピック日本代表4回、日本選手権10連覇、アジア大会5連覇などの金字塔を打ち立て「アジアの鉄人」とうたわれる陸上界の偉大な人物です。その室伏重信さんが、とにかく投げ続けることをやってみたことがあるそうです。スランプになったときに「練習は裏切らない」ということで300本、12時間かけて、投げ続けてみたけれど、記録は逆に下がったそうです。

 それで量に頼る練習は全部やめて、フィルムを撮って、自分の姿を客観的に見て、フォームを直したら記録が伸びた。と話しています。 室伏重信さんがハンマーを投げ続けて、結果が出なかった状況は、「いくら努力をしても結果が出ない」状況です。このような状況では、「努力が足りないためだ」と考え、さらに練習量を増やしがちになります。昭和の時代ですから、科学的な根拠なくがむしゃらに練習を重ねることが当たり前の時代でした。おそらく、ハンマーを投げ続けることで、フォームが崩れ記録が下がったのだと思います。つまり、努力の方向性を誤った例だと思います。

 室伏重信さんのすごいところは、ビデオもない時代に、フィルムに自分の姿を映し、フォームの研究をする(現在では当たり前のことですが)ことに取り組み、成果を上げたことです。「努力の方向性」を改めることができたからこそ、輝かしい記録を作り、長く現役生活を送れたのだと思います。

 これまで勉強やスポーツで思うような結果が出なかった人は、努力の方向性が自分に合っていないのでは、ないでしょうか。練習をしても結果が出なかった人、勉強をしても思うような成績が取れない人はすこし立ち止まって、努力の方向性を確認してみてください。

「正しい課題に取り組めているか」「きちんと結果がでる方法なのか」「もっとよい方法はないのか」自分に問いかけてみてください。今は、ネットで様々な勉強方法が紹介されています。競技種目に即した効果的なトレーニング方法も紹介されています。

 自分に合った、勉強方法やトレーニングを見つけ出し、計画的かつ効果的に努力を行えるようにしてみてはいかがでしょうか。しかしながら、努力を続けることは、決してやさしいことではありません。努力をしていても、結果が表れないとモチベーションも下がります。努力を継続することは本当に難しいことです。

 モチベーションが下がった時に効く、努力に関する名言を3つ紹介します。

 

 「小さなことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道」(イチロー)

 

 「努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ」(リオネル・メッシ)

 

 「長い目で見れば才能より重要なのは、グリッド(やり抜く力)なのだ」(アンジェラ・リー・ダックワース ペンシルバニア大学心理学教授)

 

 努力の方向性が正しく、そしてその努力を積み重ねることが、みなさんの夢や目標を実現する近道だと思います。「努力」プラス「継続」が重要です。あなたが夢見た自分に近づいてください。

 これから、春休みになります。この期間に自分に向いている勉強方法を探し、効率的に努力が積み重ねるように、取り組んでみてはいかがでしょうか。

 それでは、みなさん4月には新しい学年となります。新学年に向けて、しっかりとスタートが切れるように、春休みを有意義に使い、自分自身を少しでも成長させてください。

 特に2年生は進路を決定する年になります。更なる奮起を期待しています。

  最後になりますが、交通事故や感染防止に努め、4月の始業式には元気な姿で登校してください。

 

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第74回卒業式が行われました。(杉農日記)

第74回卒業式が挙行されました。

 

式辞 

 本日ここに、保護者の皆様の御臨席を賜り、令和3年度 埼玉県立杉戸農業高等学校卒業証書授与式を挙行できますことは大きな喜びです。深く感謝申し上げます。

 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。これまで惜しみない、愛情を注いでこられたお子様が、立派に成長を遂げ、高校卒業という大きな節目を迎えられたことに心から敬意を表しますとともに、これまで本校の教育活動に対しまして御支援・御協力を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。

 さて、ただいま、卒業証書を授与した236名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。みなさんが入学した当時に思い描いていた高校生活が、新型コロナウイルスのために、大きく変わってしまいました。修学旅行をはじめとする様々な学校行事や各種大会が中止や変更となり、せっかく培った力を発揮できずに悔しい思いをした人も多くいると思います。新型コロナウイルスが沈静化し、これまでのような日常を取り戻せるか、いまだに先行き不透明で予測不可能な状況です。

 このような時に、新たな道を踏み出す皆さんには、目の前にある課題に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり、よりよい社会と幸福な人生を築いてほしいと思います。そのために大切なことは、「人生の夢や目標をしっかり持ち、今、この時を一生懸命に生きる」ことです。一生懸命に生きるということは、「努力する」ということです。どのような困難が目の前に迫ろうとも、目を背けず、これまで培ってきた強い心で立ち向かい、自らの夢や目標の実現に挑戦し続けてほしいと願っています。

 陶芸家の河井寛次郎は、「過去が咲いている今、未来のつぼみでいっぱいの今」と言っています。これは、今、現在の自分は、過去の自分自身の生き方が現れたものであり、今、現在、幸せな人は、過去に多くの努力を積み重ねてきた人です。また、将来、幸せになる人は、今すべきこと・厳しい困難に対して、努力を惜しまずに取り組んでいく人のことを表しています。では、「努力する」とは何をすればよいのでしょうか。それは「自ら進んで学ぶこと」です。進学にしても、就職にしてもこれから皆さんが進もうとしている社会では、教えてもらうことは限られています。その中で、自らの目標を達成したり、周囲の期待に応えるためには、待っていては何も得るものはありません。自分で積極的に求めて行かなければなりません。

 これまで学校においては、先生の教える範囲の中で知識や技術を増やしてきました。学校の枠の中で決まったものを吸収し、それをうまく当てはめていくことを学ぶ期間でした。しかしこれからは、教科書にないものがたくさんあります。周囲のあらゆるものから学び取り、知識、技術、経験を積み上げて、新しいものを創造していくことが求められます。学びそして創る力が大切になってきます。これからの社会が求めている力である創造力を目いっぱい発揮して、新しいものを創造し、みなさんの夢や目標を達成してほしいと思います。

 自分の人生は自分自身で切り拓くことができます。可能性は、それぞれみなさん自身がもっています。みなさんは、本校の校訓である「理想」「誠実」「勤労」のもと、他校にない様々な教育活動に取り組み、課題を解決する力やともに助け合う協働する力など、様々な力を身に付けてきました。他校の生徒に決して負けないプラスアルファーの力です。自信と誇りを持ち、様々な困難に果敢に立ち向かって下さい。

 二度とない人生だからこそ、自分自身を誇れるよう、夢や目標を掲げ、一人ひとりが「困難な道に立ち向かう勇気」と「自ら進んで学ぶ態度」をしっかりと持ち、将来の幸せをつかむとともに「あなたが夢見た自分」になってください。そのことが、社会に貢献できる有為な人物として成長することに繋がります。

 卒業生の一人ひとりが、持てる力を発揮して、末永く幸せな人生を送ることを心から祈念して式辞といたします。

 

                        令和4年3月10日             埼玉県立杉戸農業高等学校長 飯田 賢

 

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課題研究発表会が実施されました。(杉農日記)

課題研究発表会が行われ、各学科の代表3年生が、1年間研究した内容を発表しました。

課題研究は、生徒が研究課題を決定、計画、実践し、課題解決にむけて研究する授業です。

過去には、生徒開発商品とし販売されたり、地域店舗との連携事業にも発展したことがあります。

各学科代表生徒と発表題目、発表者は以下の通りです。

<1組 生物生産技術科 >

発表題目:飼育部門敷地内の改善

発表者 :日髙 翼 田代 皓暉 髙橋 京悟 小川 朋希

 

<2組 園芸科 >

発表題目:スモモで人工授粉をしよう!

発表者 :荒井 ひな

 

<3組 造園科 >

発表題目:駐車場および目隠し製作

発表者 :石川 心 石川 大斗 井本 月輝 柿沼 慶 槌田 和稀 

     中村 裕海 増子 博康 宮田 竜至 向井 結貴

 

<4組 食品流通科 >

発表題目:パウンドケーキの製法についての違いについて

発表者 :鎌田 華

 

<5組 生物生産工学科 >

発表題目:カワラナデシコのウィルスフリーの個体作出

発表者 :目黒 稔樹 江原 裕也

 

<6組 生活技術科 >

発表題目:ほうれん草で和菓子作り

発表者 :呉 心寧

各学科の特色が良く研究された発表で、1年間の成果を見ることができました。

オンラインで発表を見た1・2年生の感想には、「自分の研究テーマが決まりました」「とても興味深い研究でした」

など沢山の感想がありました。 3年生素晴らしい発表をありがとうございました。

 

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農業クラブ本部役員が課題研究発表会を運営しました。(農業クラブ)

  課題研究発表会の運営を農業クラブ本部役員が行いました。

新体制になり初めての大きな役割となりました。

 各学科の代表生徒がスムーズに発表できるように努めました。

今後はたくさんの行事や大会で中心に運営していきます。

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3学期始業式が行われました。(杉農日記)

 令和4年1月11日(火)3学期始業式がオンラインを利用して実施されました。

 校長講話

 新年あけまして、おめでとうございます。

 こうして、みなさんと新学期を迎えることができ、とてもうれしく思っております。

 まず初めに、新型コロナウイルスの新規感染者が増加しています。オミクロン株に対しても基本的な感染対策が有効です。

 マスクの着用、手洗い、3密の回避、換気、黙食など基本的な感染対策を徹底し、体調不良時は外出や移動を控えるなどの感染拡大防止の徹底をお願いします。

 みなさんは2学期の終業式で、私から話をさせていただいた、3学期をどのように過ごしたらよいか、しっかりと考えていただけましたでしょうか。まだ、考えがまとまらない人は、早めに計画を立てて、最後の学期をしっかりと取り組み、充実した1年となるように、してください。

  さて、1学期の始業式や入学式で、生徒のみなさんに対して、未来を生きるみなさんにとって本校の校訓である「理想」「誠実」「勤労」にプラスして「自律」が必要だとお話をさせていただきました。覚えていますでしょうか。 

 本日は、「自律」について、お話をさせていただきます。

 みなさんは、ディズニーランドはご存じかと思います。行ったことのある人も多くいると思います。そのディズニーランドで、実際にあったエピソードを紹介させていただきます。

 ある日、若い夫婦が二人でディズニーランドに来園し、レストランでお子様ランチを注文しました。

 お子様ランチは9歳以下の限定メニューであり、キャスト(従業員)のマニュアルには、「大人の方は注文できない旨をやんわり説明するように」と書いてありました。しかし、そのときキャストを務めた青年は、マニュアルから一歩踏み出し、「どなたがお召し上がりになるのですか」と尋ねました。すると、その夫婦は「死んだ子供のために注文したくて」と答えたそうです。 聞けば、そのご夫婦に授かった娘さんは生まれつき体が弱く、一歳の誕生日を待たずに神様のもとに召されたのだそうです。夫婦は、いつかは子供と一緒に来ようと思っていた、このディズニーランドにやってきたそうです。キャストの青年は、注文に応じると、「ご家族の皆さま、どうぞこちらに」と、その夫婦を4人制の家族テーブルに移動させ、それから子供用の椅子を一つ用意しました。しばらくして運ばれてきたのは、三人分のお子様ランチでした。キャストの青年は、「ご家族でごゆっくりお楽しみください」と挨拶して、その場を立ち去りました。若い夫婦は、失われたお子さんとの日々をかみしめながら、そのお子様ランチを食べたそうです。

 このような行為は、本来はマニュアルを破ることであり、職場の規則に反することです。しかし、ディズニーランドでは、先輩も同僚も彼の行動を咎めたりはしません。それどころか彼の行為は称賛されたのです。

 ディズニーランドの理念は「give happiness」「幸せを提供すこと」だそうです。このキャストは、ディズニーランドの理念を理解し、そしてマニュアルよりも大切な理念を実現するために、自分で、考え、判断し、行動したのだと思います。まさに彼は、自律する力が身についたキャストであると共に、本校の校訓の一つである「誠実」いわゆる私利私欲を交えず、真心をもって人や物事に対することのできる人物であると感じました。

 ディズニーランドには、このようなエピソードがほかにもあります。長い年月の間、色あせることなく、多くの人々に幸せを提供し続けることができるのも、多くのキャストが、理念である「give happiness」「幸せを提供すこと」を理解し、ゲストに幸せを提供するためにはどうしたらよいのかを考え、行動できるからだと思います。

 本校の、校訓「理想」「誠実」「勤労」つまり、「自分自身の夢や目標ばかりではなく、社会に貢献するため、まじめで思いやりのある態度を持ち、努力を積み重ねる」ことと、「自律」自ら考え、判断し、行動する力をプラスすることが必要だと1学期の始業式や入学式の際にお話をさせて、いただきました。

 校訓の「理想」「誠実」「勤労」+「自律」の意味を自分自身でも考えてみてください。

  有名な言葉に、

「意識が変われば、態度が変わる」

「態度が変われば、行動が変わる」

「行動が変われば、習慣が変わる」

「習慣が変われば、人格が変わる」

「人格が変われば、運命が変わる」

「運命が変われば、人生が変わる」

  これは、野球の野村克也監督が、ヒンズー教の教えをアレンジしたものだといわれています。

 校訓+自律を意識し、行動することにより、みなさん一人ひとりの未来を切り拓いてください。そのためにも、締めくくりとなる3学期を事故無く、充実したものにしてください。

  最後繰り返しになりますが、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大が懸念されています。

学年末の大事な時です。感染防止対策の徹底をお願いいたします。

 

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2学期終業式が行われました。(杉農日記)

令和3年12月24日(金)2学期終業式がリモートで行われました。

校長講和

 みなさん、おはようございます。

 本日は、校訓の一つである「勤労」について話をします。

 みなさんも、ご存じのように日本国憲法に「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」とあります。「教育を受けさせる義務」「納税の義務」と共に「勤労の義務」は「国民の三大義務」の1つです。

 「勤労」を辞書で調べると、「心身を労して仕事に勤めること」「働くこと」「仕事をする」とあります。では、なぜ人は働くのか? なぜ、勤労は義務なのかを少し考えてみたいと思います。

 私自身が働く理由で一番大きいのは、「自分や家族の生活をささえるため」になります。生活をしていくうえで、毎日、毎日、お金が必要です。食べ物を購入したり、服を購入したり、電気・ガス・水道などの公共料金も支払わなければなりません。収入が無ければ、生活が滞ってしまします。

 また、働くことの理由として、「自分の能力が発揮できる」「生きがいや、やりがい」などと回答する人も多くいると思います。

 慶応義塾大学 経済学部 太田 聰一 教授は、通信教育課程の講義「勤労の義務」で、次のように話しています。

 働くためには、仕事が無ければなりません。仕事は、それぞれの人がしたいと思っているところに生じるのではなく、他の人が求めているもの「財(物)やサービス」を提供するところに仕事が生じます。

 人々が、自分のために仕事をしていたとしても、最終的に他の人のためになっていることが多いいものです。だから、人々がたとえ自分の生活のためにしても、それは、最終的に他者のためになっていることが多い.。

 世界、世の中は、いろいろな人が、いろいろな仕事をすることによって成り立っています。仕事をすることは、世界、世の中を作る一員であるといってもおかしくはないと思います。仕事をすることが、重要な社会参加であると考えられます。このようなことから勤労が国民の義務であると納得できる人も多くいるのではないでしょうか。

 2014年、英オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授らによって発表された論文『雇用の未来~コンピューター化によって仕事は失われるのか~』では、20年後までに人類の仕事の約50%が人工知能ないしは機械によって代替され消滅すると予測しました。その後、日本の労働環境にあてはめた野村総研との共同研究では、日本人の仕事の49%が消滅するという見通しが公表されました。

 私たちが学んでいる、農業という仕事はどうでしょうか。

 農業は、私たちが生きていくために欠かせない、食糧を生産することが目的です。そういった意味では、決して無くならない仕事です。

 現在では、トラクタの無人運転、ドローンによる薬剤散布など「ロボット、AI、IOTなどの先端技術を活用する農業」いわゆるスマート農業が注目され、研究が進み、実用化されつつあります。

 スマート農業は、これまで農業の課題であった、人の手に頼る作業や熟練者でなければできない作業を省力化し誰でも行えるようにしてくれると期待されています。しかしながら、AIは、これまで獲得した知識やデータを活用して、判断するのは得意ですが、新たなものを作り出すのは、得意ではありません。

 新たな栽培方法を考えたり、品種改良を行ったりすることは、私たちが得意とするところです。そのためにも、基礎・基本となる知識や技術と、課題解決能力を身に付けることが重要です。

 杉農での、学習はプロジェクト学習法を取り入れております。3年生の課題研究では、1年間をかけて課題の解決に取り組んでいます。農業に関する問題について、分析し、何が課題であるのか課題を解決するためには、何をどのようにすればよいのか、改善策を仲間と話し合い、決定し解決に向けて計画を立て、取り組み、その成果を検証する学習を実践しています。

 杉農で、学んだ力は、これから皆さんが将来どんな仕事でも、役に立つ力です。本校で培った力を活かすことで、仕事が単に、お金を稼ぐだけではなく、自分の力を発揮する場所となり、自分自身の生きがいになり、世の中を作ることになります。

 もうすぐ、今年も終わります。みなさんのこの一年間はいかがだったでしょうか。

 年末で今年を振り返り、新年の新たな誓いを立てる良い機会です。

 本校での課題解決学習の手法を利用して、今年を振り返り、学校生活や学習について検証し、3学期どう過ごせばよいかを計画を立ててみてください。

 そして、1年間のまとめである3学期をしっかりとスタートをさせてください。

 

 

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