学科日誌

生物生産技術科

『わら塚とニオ積み』 生物生産技術科 作物専攻

わら塚とニオを作りました。

 

 

わら塚は、保管用のわらを腐らせないようにするために作ります。

わら塚のわらは、畑作の有機物マルチや春先のサツマイモの苗床に利用します。

 

中央に柱を立て、わら塚の一番下にはもみ殻を厚く敷き、わらを重ねます。

中央部に穂、外周部に株本の向きで円筒形に積み上げます。

穂の部分を重ねることで、わら塚が崩れず、きれいな形となるそうです。

 

少し歪んでいますが、何とかわら塚が完成しました。

 

 

 

ニオは、豆類を乾燥させる方法の一つです。今回はアズキでのニオ積みを行いました。

ニオは古い言葉で「山」を意味するそうです。

ニオ積みをすることで、乾燥がそろい、豆の煮え方が均一化するそうです。

 

アズキの刈り取り&ニオ積みを担当したのは生物生産技術科2年生です。

 

ニオを作る前に、土台を作ります。

すのこ状に丸太や竹を組み合わせ、支柱を立てて豆を円筒形に積み上げられるようにします。

刈り取ったアズキは、先端を中心に、株本を外側にして支柱の内部に押し込みます。

最初は支柱の間に押し込むようにし、途中から支柱の左右に分けて押し込むように整えると、

円筒形になりやすいようです。

  

生徒の上背を超える程度に積みあがったら、わらで屋根をかけ、よりひもで固定しました。

歪んでいるような気がしますが、積み上げて5日目までなんとか持ちこたえています。

(来年以降、より上手に積めるように頑張ります)

 

 近年、豆の産地(十勝地方)等でも、手間がかかることからニオ積みは少なくなっているそうです。

 

ニオ積み終了時(私たちが積みました!)と乾燥が進んだニオ(5日後)。

色合いが茶色になり、高さも幅も縮んでいるように見えます。

 十分に乾燥したら、脱穀して選別をします。

選別も、生徒たちが頑張ります!

   

担当:作物部門主任

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『サトイモ、サツマイモ』 生物生産技術科 作物専攻

(杉農圃場の夕暮れ)

 

秋の収穫真っ盛り。サトイモとサツマイモを収穫しました。

 

 

サトイモは関東の主力品種の土垂(どたれ)です。

ねっとりタイプのサトイモで、子芋や孫芋を食べるサトイモです(親芋はおいしくないので食べない)。

 

今回、生物生産技術科1年生が収穫に励みました。収穫は、20kg詰めコンテナ4箱程度でした。

 サトイモは、シュウ酸を多く含むため素手で触るとかゆみが出る人もいます。

収穫の際も手袋を着用したほうがよいでしょう。

また、葉から出るアクが強いので、朝露や雨が葉に残っているときに畑に入ると、

服を汚します(その汚れは洗濯してもしてもとても落ちにくいものです)御注意を願います。

 

 

サツマイモは実はアサガオの仲間です!

サツマイモのでっぷりした姿を見ると、なんだか落ち着くやら、ほっこりするやらします。

実はサツマイモ、生食ができます。ただ、生食はおいしくはありません。

できれば過熱してから食べたほうが良いのですが、生でも食べられる(おなかを壊さない)のです。

同様にソバ(実・そば粉)は生食可能です。

 

サツマイモは、収穫後2週間程度陰干しします。

そうすることで傷が癒え、呼吸熱が落ち着き、袋に入れても汗をかかないようになります。

また、イモの内部のでんぷんが酵素の力で糖に変化し、甘みが増します。

ことに、冬囲いして冬まで保管すると、それはそれは甘いサツマイモになります。

ただし、サツマイモは寒さに弱く、10度以下で痛み始めます。

冬囲いでは、10度以下にならないようにしてやることが肝要です。

なお、畑の畝の端は大きなイモができやすいと言われています。

R3の記録は以下のとおりです。

男子高校生3人がかりで支えないといけないほどのサイズになることも。

ここまで大きいと販売向きではありませんが、大興奮のサイズ感です。

 

 

今回、課題研究にて3年生がサツマイモのキュアリングにチャレンジ中です!

キュアリングが成功すれば、市中で販売されているサツマイモと同じ処理を行って販売ができます。

 現在、実験中&検証中です。

   

担当:作物部門主任

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『お米の特別限定販売のお知らせ』 生物生産技術科 作物専攻

今年度、各種行事は中止のため、お米の販売機会がない状態でしたが、

緊急事態宣言の終了に伴い、数量限定で玄米を販売できることになりました。

 

価格は以下のとおりです。


 ※特別栽培農産物:化学肥料の窒素分と農薬の使用回数を5割未満に抑えた栽培により生産された農産物です。

  また、同名称は、所属都道府県の許認可を得た者のみが呼称できます。持続可能な農業の学習の成果です。

 

 

御購入希望の方は、以下の手順でお申し込みください。

日頃の学習成果として、流通・販売実習のため、御協力いただけますと幸いです。

なお、在庫に限りがあるため、受付終了時は御容赦ください。

 

御購入の手順

①杉戸農業高校へお電話ください。

 0480-32-0029(代表) ※平日9:00~16:30

 

②御注文者様の御芳名、電話番号、

 御希望のお米の数量、受取日時を御指定ください。

 →受取日時最終期日は11月26日(金)です。

    平日の15:45~16:55の間で御指定ください。

    ※土日祝日、指定時間以外は納入金の都合上、お受けできません。悪しからず御容赦ください。

    ※11月8日(月)は本校の振替休日のため、お引き取りできません。あしからず御容赦ください。

 

③受取日当日、受取場所へお越しください。

 特別限定販売時に限り、受渡場所までお車でお越しいただけます。

 (授業等で生徒や車両の往来がございますので、十分御注意願います)

  下図のライスセンター付近へお越しください。

  

 感染症予防のため、マスクの着用・手指消毒等に御協力ください。

 お支払いは現金のみ承ります。

 釣銭が無いようにお支払いの御準備をお願い申し上げます。

 

 

備考:今年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため、杉農祭や即売会は外部の方に非公開です。

   そのため、地域の皆様にお米を販売する機会は本行事が中心です。

   (他に販売もございますが、内容量と数量が少ないので、御購入が難しい状態が予想されます)

   ぜひこの機会に御購入ください。

   なお、数量僅少につき、販売終了時は御容赦ください。

   

担当:作物部門主任

 

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『特別栽培農産物認証』&『さんフェア出品』 生物生産技術科 作物専攻

農林水産省ならびに埼玉県が実施する『特別栽培農産物認証制度』で、

作物専攻の水稲:彩のきずな(1ha)が特別栽培米として認められました。

(5か年連続で継続取得中です!)

 

この特別栽培とは、「その地域での化学体窒素の使用量ならびに農薬の使用回数を

5割未満に抑えた栽培を行う」ことです。また、都道府県へ帳票類を提出し、

許可を得なければなりません。

 

したがって、都道府県の許可なしに「特別栽培の基準で育てたので、特別栽培農産物です」とは言えません。

また、「減農薬栽培・減化学肥料栽培」とも呼称することはできません。

  

当部門では昨年度までは彩のかがやきの特別栽培を行っておりましたが、

今年度より、彩のかがやきの特別栽培を実施しています。(ロゴおよび下記写真出典:埼玉県)

彩のきずなは高温に強く、品質が良く、食味の良い大粒のコメです!

 

去る令和3年10月14日に認証決定通知が到着しました。 

SDGsにもある持続可能な農業の実践や環境教育のため、

今後も特別栽培農産物(特別栽培米)を継続取得し、学習に役立ててまいります。

 

本認証の取得に御協力いただいた皆様方、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

今年度は外部イベントでの米穀の販売の予定はございませんが、

農林業・水産業・工業・商業・情報・看護・家庭・介護等の専門高校の祭典

第31回全国産業教育フェア埼玉大会が開催されます!

同大会にて、本校作物部門の専攻生が育てた

『特別栽培米彩のきずな(精米2㎏)』をWEBにて限定販売いたします!

 さんフェアWEB → https://sanfair2021.spec.ed.jp/

詳細は、産フェアのWEB等で後日公開されます。

数量些少ですが、ぜひお買い求めください!

 

また、本校からは食品流通科がプレザーブジャムを出品します!

他校、他地域の学校からも出品があります。ぜひこの機会に御利用ください!

 

 

担当:作物部門主任

 

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『水稲の収穫を終えました!』 生物生産技術科 作物専攻

 

今年も無事、水稲の収穫を終えることができました。

 

収穫前に急いで収量診断用の調査株を掘りぬきます。

また、収穫後に、収量診断用の株数の計算のため、調査を行いました。

 

収穫した生籾は乾燥機で乾燥させ、籾摺りを行って玄米にします。

玄米は出荷用の袋(1袋30.5kg)で詰めます。

本校では、簡単ハンドとよぶ空気圧を利用した、米袋の省力積載機械を利用しています。

この機械を使うと軽々と30.5kgが持ち上がります。

 

玄米は精米機でぬかを削り取って白米にし、再度袋詰めして販売します。

この精米は校内販売用に用意しているものです。

 

今年度は地域の方へ販売できないのが残念でなりません!

コロナウイルス感染症が落ち着き、通常通りの販売実習が行えるなることを楽しみにしています。

 

 

担当:作物部門主任

 

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『1年1組&1年6組が稲刈りをしました!』 生物生産技術科 作物専攻

農業関連高等学校に所属する生徒は全員『農業と環境』という必修の授業を受けます。

『農業と環境』では農業の基礎知識や環境の知見を得るため、作物や野菜、草花の栽培や飼育を行います。

この授業で1年1組(生物生産技術科)は水稲とニワトリを中心に学び、1年6組は水稲と草花を中心に学びます。

 

令和3年10月3日、秋晴れの下、収穫作業を行いました。

 

調査株を取り除き、規定された量をかまで刈り取ります。

刈り取った株は、ひもで強く縛り、はざ掛しました。

今後、手作業により脱穀等を行って玄米にする工程を学ぶ予定です。

また、一部はわら細工に活用します。

 

担当:作物部門主任

 

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『ヒヨコを育てています!』 生物生産技術科

農業関連高等学校に所属する生徒は全員『農業と環境』という必修の授業を受けます。

『農業と環境』では農業の基礎知識や環境の知見を得るため、作物や野菜、草花の栽培や飼育を行います。

この授業で1年1組(生物生産技術科)は水稲とニワトリを中心に学んでいます。

 

9月から本格的にニワトリの授業が始まりました。

9月 6日 種卵(ニワトリの有精卵)を消毒し、ふ卵器にマーキングした種卵をいれました。

       ニワトリは種卵を一定の環境下(温度&湿度)で管理すると、21日程度でふ化します。

9月28日 前日からふ化が始まり。28日にはほぼすべての種卵がふ化しました。

      かわいいヒヨコに識別のための足輪をつけます。また、初回の体重の計測を行います。

10月 6日 デビークを行いました。この作業は、くちばしの先端を焼き切るものです。

      ニワトリ同士のつつき合いによる怪我や死亡を防ぐために行います。

      生まれた当時から比べ、やや羽が目立つようになってきました。

10月 9日 平時の管理の様子です。水やえさを補給し、粉で汚れた敷料(もみ殻)を交換します。

      蒸かしてからは1年生が当番を編成し、休まず管理を行っています。

  

このニワトリは、チャンキーという肉用鶏品種で、成長が早い特徴があります。

ふ化後約3か月である程度肉が得られる状態になったら、生徒がと殺します。

生徒は命をいただいて学習をすることを肝に銘じ、一生懸命取り組みます。

 担当:生物生産技術科主任

 

 

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『ゴマの栽培』 生物生産技術科 作物専攻

ゴマは油分やミネラルが豊富で、健康機能に優れる食材です。

しかしながら近年、国産のゴマは希少で、そのほとんどが輸入品です。

 

その理由は、とにもかくにも手間がかかることにつきます。

ゴマは成熟すると、さく果がひらき、種子(ゴマ)が収穫できます。

しかし、さく果がひらくと、種子(ゴマ)がこぼれてしまうのです!

また、調整も一苦労です。

ふるいでゴマ以外の残渣を取り除き、風選してさらにごみを取り除き、

水で洗ってごみを取り除き、最後はピンセットなどでさらに…

 

そのため、国産ゴマは高価なのです!

 

作物専攻では、栽培が減少しているゴマも貴重な教材の1つとして、栽培と販売に取り組んでいます。

あえて手間がかかることを行うことも、米などのメジャーな作物以外を育てることも学習です!

 

栽培しているゴマは金ゴマ。

埼玉県で古くから利用されているゴマです。

地域の方から分けていただいた種子を利用し、栽培して販売しています。

 

下葉の黄変が進んでいくと収穫期のサイン。全体の黄化になればさく果が割れないうちに葉摘みを行います。

葉摘みののち、下部のさく果が数個われ始めたら急いで刈り取ります。

刈取りののち、ひもで結束して雨に当てないように乾いた場所で乾燥させます。

本来は、広げて干したほうがベストです。

(台風襲来直前のため、避難できるようにリアカーに干しています)

今後、乾燥させて、さく果が乾いて茶色になったら脱穀して調整します!

 

ササゲの調整も済み、

もち米も収穫できました。

ゴマの調整を終えれば、

今年度も作物専攻では

赤飯の自給率100%

を達成します!

 

担当:作物部門主任

 

 

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『作物の体験入学』 生物生産技術科 作物専攻

 

来る令和3年10月16日(土)、本校の体験入学が開催されます。

 

作物専攻では、芋類に関する体験授業を行います。

皆さんの先輩が、当日の教材を準備中です。

サツマイモも試し掘り中。

 

当日はサツマイモやサトイモ、ジャガイモについて興味を深めましょう!

また、サツマイモやサトイモの収穫も行います!

汚れても構わない服装で御参加ください。

 

※体験入学は事前予約制のため、当日の飛び入り参加ができません。

 あしからず御容赦ください。

 

担当:作物部門主任

 

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生物生産技術科:デンマーク畜産を学んだ高校生たちの報告発表会が無事終了しました。


先日、表題の報告発表会が行われました。

ライブで御視聴いただきました皆様、ありがとうございました。

参加生徒にとっては学びの多い機会となったようです。

参加した生徒は、得られた知識・経験を基に畜産業の魅力を広くPRする活動を行っていきます。

 

報告発表会の様子はアーカイブ配信でご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=qYvLDTgJZA4

 

『未来の畜産女子育成プロジェクト事業』の概要は以下のリンクよりご覧ください。

https://www.jaec.org/project/project2021.html 

担当:飼育部門

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