学科日誌

『ゴマの栽培』 生物生産技術科 作物専攻

ゴマは油分やミネラルが豊富で、健康機能に優れる食材です。

しかしながら近年、国産のゴマは希少で、そのほとんどが輸入品です。

 

その理由は、とにもかくにも手間がかかることにつきます。

ゴマは成熟すると、さく果がひらき、種子(ゴマ)が収穫できます。

しかし、さく果がひらくと、種子(ゴマ)がこぼれてしまうのです!

また、調整も一苦労です。

ふるいでゴマ以外の残渣を取り除き、風選してさらにごみを取り除き、

水で洗ってごみを取り除き、最後はピンセットなどでさらに…

 

そのため、国産ゴマは高価なのです!

 

作物専攻では、栽培が減少しているゴマも貴重な教材の1つとして、栽培と販売に取り組んでいます。

あえて手間がかかることを行うことも、米などのメジャーな作物以外を育てることも学習です!

 

栽培しているゴマは金ゴマ。

埼玉県で古くから利用されているゴマです。

地域の方から分けていただいた種子を利用し、栽培して販売しています。

 

下葉の黄変が進んでいくと収穫期のサイン。全体の黄化になればさく果が割れないうちに葉摘みを行います。

葉摘みののち、下部のさく果が数個われ始めたら急いで刈り取ります。

刈取りののち、ひもで結束して雨に当てないように乾いた場所で乾燥させます。

本来は、広げて干したほうがベストです。

(台風襲来直前のため、避難できるようにリアカーに干しています)

今後、乾燥させて、さく果が乾いて茶色になったら脱穀して調整します!

 

ササゲの調整も済み、

もち米も収穫できました。

ゴマの調整を終えれば、

今年度も作物専攻では

赤飯の自給率100%

を達成します!

 

担当:作物部門主任