学科日誌

セオドライトで角測量(造園科)

 2月8日(水)に造園科1年生の総合実習の時間でセオドライトという測量機器を用いて角測量を行いました。

<セオドライト>

 


 今回は地上のO点に「セオドライト」を据付ける方法を説明します。

 

 

 O点とセオドライトの中心軸が一致すると求心望遠鏡(セオドライトの中心軸の真下を見る望遠鏡)でO点の中心が見えます。まず、求心望遠鏡をのぞきながら視野の中心にO点を合わせていきます。

 

  

 次に三脚の足を伸縮させるとセオドライトはO点を中心として回転するので(セオドライトの中心軸はO点を向いたまま)、セオドライトが水平になるまで三脚を伸縮させて、三脚固定ねじを締めて水平をとります。

 


 最後に微調節して据付けが完了です。

 


 この後、A点に立てたポールを視準して0セットし、B点に立てたポールを視準して角度を求め、角度が正しいか確認をするためにB→Aの角測量も行います。以上の作業を7分以内で完了しなければなりません。今回は1年生最後の測量実習なので、各々集中して取り組んでいました。