杉農日記

R8年度 2学期始業式

2学期は1学期の臨時休校を受けて、8月31日(月)本日より始まりました。

 

どんな夏休みを過ごしたでしょうか。

小麦色に焼けた満面の笑顔で登校する生徒が多く、充実していたことが伺え、嬉しく思います。

 

2学期は2年生が修学旅行があり、多くの学科で共同実習実験の宿泊実習も予定しています。

3年生はいよいよ進路活動が本番を迎えます。就職組も進学組も準備を整え、頑張ってください。

全学年では杉農祭、冬の即売会、資格試験など行事が目白押しです。

また、稲刈りやナシ・ブドウの収穫、冬野菜の栽培と農作業もまた忙しくなります。

体調管理に気を付けつつ、実りのあるよう、取り組んでほしいと思います。

2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

以下、校長講話です。

皆さん、おはようございます。

はじめに、この夏休み中には、7月に熊本で起きた地震、そして、8月の千葉県の豪雨などの自然災害がありました。被災をされた皆様にお見舞い申し上げ、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表します。被災された皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻されますことを心からお祈り申し上げます。

さて、夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。

今年は、例年よりも1日早い始業式ですが、皆さんがしっかりと登校したことを、うれしく思います。

夏休みはどのように過ごしましたか。当初立てた目標や計画に沿って充実した時間を過ごすことができたでしょうか。

本校では、夏休み中も多くの生徒が特別実習や当番、部活動、進路活動などで登校していました。また、オープンスクールや体験入学では若杉会や農業クラブの生徒、各学科の紹介を手伝ってくれた生徒が、中学生や保護者の案内や講座の運営に協力してくれました。参加された方々からは、「生徒がしっかりしている」「挨拶がよくできている」といった声をいただきました。皆さんの日頃の取り組みが高く評価されたことをうれしく思います。

さらに、この夏、本校の生徒たちの活躍が数多くありました。

この後、表彰もありますが、自転車部はインターハイでの入賞や吹奏楽部のコンクール金賞、農業クラブの各種大会でも受賞者が多くいます。

日頃の努力が結果につながったことを大変うれしく思います。

立派な結果を出していますが、それ以上に目標に向かって努力を続けてきた過程に大きな価値があると思います。

素晴らしいのは、本日、表彰をする生徒だけではありません。

本日表彰をする生徒の他にも、1学期の終業式で話をしましたが自分で、作文や写真などのコンテストに応募して受賞をした場合は、担任の先生を通して御報告ください。

皆さんは部活動や資格取得、進路活動、実習やボランティア活動など、それぞれの場所で努力を重ねています。結果として表彰されるかだけでなく、自分自身が成長できたかどうかが大切です。努力を続けている皆さんを心から称えたいと思います。

一方で、この夏には自然災害について改めて考えさせられる出来事もありました。

冒頭述べた、熊本県の地震や千葉県での豪雨がありましたが、8月22日には、県内でも久喜市や戸田市の豪雨、翌日23日の深夜には震度5弱を記録する地震がありました。御自身や親戚、知り合いで、大変な思いをしている方もいるのではないかと心配をしています。

日本は自然災害の多い国です。地震や大雨は、どこでも起こりうる恐れがあります。皆さんも旅行中や外出先、あるいは自宅や学校など、さまざまな場所で被災してしまうかもしれないのです。

だからこそ、日頃から防災について考え、自分の命を守る行動を取れるようにしておくことが大切です。そして、高校生である君たちには、自分自身だけでなく、家族や友人、地域の人々を助けられる人になってほしいと思います。

また、本校では、食糧生産、環境保全、地域や家庭生活の暮らしやすさなど、人が望む内容を実践的に学んでいます。こうしたことから農業高校の学習の大切さを強く感じます。農業を学んだ皆さんには、地域を支える人材になってほしいと願っています。目先の快楽だけを求めたり、その場の雰囲気に流されて、浅はかな行動をとることなく、志をもって学校生活に取り組んでください。

今日から2学期が始まります。2学期は1年の中で最も長く、多くの行事が行われる学期です。

3年生は進路決定の時期を迎えます。就職や進学のための試験が本格化します。不安な気持ちがあるかもしれませんが、最後まであきらめず、自分を信じて挑戦を続けてください。これまで積み重ねてきたことは決して無駄にはなりません。そして、進路決定後も気を抜かず自分を高める努力を続けてください。

1・2年生は、3年生が真剣に取り組んでいる進路活動を他人事と捉えず、1年後、2年後の自分はどうなっているのか考えてください。

特に、2年生は、今学期半ばの若杉会、学校農業クラブの役員改選後は、学校の中心として活躍する場面がさらに増えて来ます。3年生の振る舞いから学び、1年生との手本となるよう、自覚と責任をもって行動してください。

1年生は高校生活に慣れてきた頃ですが、入学当初に思い描いていた目標を改めて振り返り、自分がどのような人になりたいのか、何を目指したいのかを考えてほしいと思います。

2学期は、進路の本格化と合わせ、杉農祭や農業クラブの全国大会、産業教育フェア、即売会など多くの行事があります。

中間試験や期末試験もあります。1学期に成績優良者であった人は2学期も維持し、もう少しだった人は成績優良者を目指してください。残念ながら1学期に欠点をとってしまった人は2学期に挽回をしないと、後がとても大変になります。これまで以上に授業に真剣に取り組んでください。

私は今年度当初に、本校の校訓である「理想・誠実・勤労」について話をしました。自分の理想を持ち、その実現に向けて努力すること。誠実な行動を積み重ねること。そして主体的に考え、行動しながら勤労の精神を身につけることを望んでいます。これらは一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の学校生活の中で少しずつ育てていくものです。

2学期が終わる時に、「自分は成長できた」と胸を張って言えるよう、一日一日を大切に過ごしてください。

最後に、杉戸農業高校の皆さんが、授業や実習、部活動、農業クラブ活動、そして杉農祭や修学旅行などの学校行事を通してさらに成長し、地域や社会に貢献できる人材へと近づいてくれることを期待して、2学期始業式の挨拶とします。

皆さん、充実した2学期を過ごしましょう。