2023年12月の記事一覧
表彰がありました!
夏休みや2学期に行われた各種大会で多数の生徒が活躍し、その表彰が昨日行われました。
以下の通りです。
【陸上競技部】 新人大会 陸上競技 東部支部予選会
男子円盤投げ 第3位 鈴木朝信
男子400mH 第5位 細田健二
女子砲丸投げ 第8位 島村美月
【柔道部】東部地区 高等学校 柔道新人大会
男子個人100㎏級 第2位 猪狩龍輝
【自転車部】令和5年度新人大会
ケイリン競技 第1位 大澤力
1kmタイムトライアル競技 第6位 大澤力
学校総合対抗 第8位
【第1回くるみパン甲子園】
ビッグサンクス賞 チームしょくりゅう
(小川萌衣・黒澤岬・宮之原南)
ビッグサンクス賞 チーム杉農
(廣井ちさと・松本亜季・吉川由真)
カリフォルニアくるみ協会賞 チーム杉男
(岡田大蔵・北島翔・関口巧真)
【校内長距離走大会】
男子 1位 佐藤健太
2位 奈良凱
3位 古川恵太郎
女子 1位 内山栞
2位 藤城空
3位 中村鮎美
【農業クラブ】 全国大会(熊本大会)
農業鑑定競技会 分野園芸 優秀賞 松島咲希
農業鑑定競技会 分野生活 優秀賞 佐藤愛菜佳
【吹奏楽部】 埼玉県アンサンブルコンテスト 高等学校地区大会
管楽四重奏 銅賞
管楽六重奏 銅賞
【高校生の体験発表会】
千葉県高等学校長協会 会長賞 加藤あかり
【球技大会】
男子サッカー 2-3
女子サッカー 3-6
男子バレーボール 2-3
女子バレーボール 3-1
卓球 2-3
他、2学期成績優秀者も表彰されました。
おめでとうございます!
部活動や校内行事はもちろん、農業高校ならではの活動で表彰された生徒も多数います。
ぜひ、今後とも活躍の場を広げていってほしいと思います!
2学期 終業式
終業式が行われました。
本日、12月22日は冬至(とうじ)(一年で一番日が昇るのが低く、短い日)です。
あっという間だった2学期が本日で終了します。今学期も大変お世話になりました。
2学期は行事が盛りだくさんだったのと同時に、インフルエンザやコロナにヤキモキさせられた学期でもありました。
冬休みを機にしっかり英気を養って、また3学期元気に会えるのを楽しみにしています。
よいお年をお迎えください。(本日16時まで杉戸観光案内所にて杉農マルシェ開催中です。ぜひお越しください。)
は、バトンタッチし以下、校長講和です。
2学期は、修学旅行や杉農祭、長距離走大会など大きな行事がありましたが、3年生にとっては、自身の進路を決める重要な学期でした。
進路が決まった生徒は、高校生活も残りわずかになりますが、新たな進路に向けてしっかりと準備を行ってください。また、現在、進学・就職活動を行っている人は、焦らず、あきらめずに挑戦してください。
よい結果が出ることを期待しています。
さて、2学期の始業式で、社会人基礎力の話をしました。社会人基礎力は、これからの社会を生き抜いていくうえで必要とされている力で、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの要素からなるとの話をしました。本日は、3つの要素の1つである「前に踏み出す力」について話をしたいと思います。
「前に踏み出す力」は、本校の目指す学校像である「いのちとみどりを育む学び舎で、自ら律する力と誠実な態度を身に付け、社会に貢献する人材を育成する。」のうち、自ら律する力にあてはまるものです。「前に踏み出す力」は、「主体性」「働きかける力」「実行力」の3つからなっています。
「主体性」とは、自ら積極的に行動することで、指示を受ける前に、自ら行動することを言います。仕事は誰かに指示されることだけではなく、自分で課題を見つけて取り組む必要があります。以前は、担当している仕事が終了したら、「次何をしますか」と上司に尋ね、次の仕事を行うことが主体性があると考えられてきましたが、現在では、担当している仕事について、ここはこうした方がよいと提言することが主体性があると言われています。一から十まで、すべて指示をしてくれる職場はほとんどありません。「指示待ち人間」では、だめだということです。 実習でも同じです、先生からの指示を待つのではなく、自ら考えて動けるようにしてください。
次に「働きかける力」についてですが、これは、上司や同僚、仲間に協力してもらうことです。仕事は一人では完結できるものばかりではありません。協力を得ることはとても重要であり、大きな能力の一つです。「働きかける力」により、仕事を自分だけで抱え込まず、いろいろな人に割り振ることで、効率よく行うことができます。また、誰かが、欠けたときもカバーがしやすくなります。学校生活でも同じです、何か困ったことがあれば、誰かに相談したり、協力をお願いするのも「働きかける力」の一つです。誰かが手助けを申し出た場合には、快く引き受けてください。お互い様の精神がとても大切です。
最後に「実行力」ですが、実行力は、目的や計画を決めてそれをきちんと行動に移せることを指しています。実行力は、計画力と実際の行動に移す行動力の2つが必要になります。課題や試験勉強に取り組む際に、計画を立てて取り組んだことのある人は多いいと思います。これまで、みなさんは、計画通りに進めることができ、成果を上げることができましたか。うまくいかなかった経験を持っている人も多いと思います。私自身もたくさん失敗した経験があります。計画に無理があったり、やる気が出なかったりなどうまくいかなかった要因はたくさんあります。これまでの経験を振り返り、提出物や試験勉強など、期限のあるものをうまく利用して、実行力を高めるための取り組みを行ってみてください。
「前に踏み出す力」を身に付けるためには、「自らが動かなければ何も始まらない」ということを理解したうえで、「指示待ち人間にならないようにする」ことを意識することが重要です。指示されなくても自ら行動できるように意識しましょう。
自ら動かなければ何も始まらないという点から、埼玉県で活躍する女性を紹介したいと思います。その方は、秩父にある株式会社ベンチャー・ウイスキー グローバル ブランドアドバイザー の吉川由美(よしかわ ゆみ)さんです。6月に農業関係高校の集まりがあり、吉川さんのお話を伺う機会がありましたので、紹介させていただきます。
吉川さんが現在勤めている、会社は、ウイスキーを製造する酒造会社で、世界最高峰のウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード」で5年連続世界最高賞を受賞し、ニュースでも大きく取り上げられていました。ウイスキーのことなので皆さんは飲めませんし関心のある人はほとんどいないと思いますが「イチローズ・モルト」という名前を聞いたことがある人はいるかもしれません。その中で、吉川さんはグローバル ブランドアドバイザイー いわゆる広報部長を務め、お客様に蒸留所(ウイスキーを作っている場所)を案内したり、国内外のイベントブースで商品説明を行っており、2019年には「ワールドウイスキー・ブランドアドバイザー・オブ・ザ・イヤー」という、世界のウイスキー業界に著しい貢献を果たした人物に贈られる賞を受賞しています。
吉川さんの強みは「行動力」です。吉川さんは、20代のころに、アルバイトがきっかけでバーテンダーに興味を持ち、日本で最高峰といわれる帝国ホテルのバーテンダーを目指しました。当時、帝国ホテルでは、アルバイトと女性はバーテンダーにはなれないと言わていたそうです。吉川さんはバーテンダーになることが諦められず、帝国ホテルのアルバイトとして働きはじめ、自発的に業務時間外にバーテンダーの手伝いを行いました。その働きぶりが、バーテンダーたちの信頼を勝ち取り、正社員のバーテンダーとなりました。その後、結婚し、パートナーの海外赴任により、やむなく帝国ホテルを退職しましたが、ウイスキー業界のことをさらに勉強するため、スコットランドに行き、2年間、様々な経験を積んだそうです。帰国後、以前、秩父の蒸留所に見学に行き社長のイチローさんの人柄に感銘を受けていた株式会社ベンチャー・ウイスキーに自身の熱い気持ちをしるした手紙やメールを送り、現在の仕事に就くことになったそうです。
現在、ウイスキーを通して、様々なイベントを企画・運営し、秩父市の活性化に取り組んでいます。世界のウイスキー愛好家からは、秩父はウイスキーの町として認識され、世界中から多くの人が訪れるそうです。
吉川さんの信念は、帝国ホテルを退職するときに言われた言葉で、「自分の選んだことを正解にする」だそうです。3年生のみなさんは、自分自身の進路を選びました。その選んだことを正解にするのも、しないのも、皆さん自身です。自分の選んだ進路を正解にするためにも、自ら主体的に行動するなどして、社会人基礎力の前に踏み出す力を高めてみてはいかがでしょうか。前に踏み出す力を意識して、学校生活を送ってみましょう。
1、2年生のみなさんも、進路を決定するときは、すぐにきます。社会人基礎力、特に、前に踏み出す力を高める機会は本校には、たくさんあります。是非、前に踏み出す力を意識して高校生活を送り、自分自身の未来を切り拓いてください。そして、杉戸農業高校に入学したことを正解にしてください。
最後になりますが、冬休み中、年末年始でもあり、出かける機会が多くあると思います。インフルエンザや新型コロナウイルスの感染の不安もあります。事故や感染症をはじめとする健康に十分注意し、3学期の始業式に元気に登校してください。
それでは、みなさん良い年をお迎えください。
出典:NEW LIFE STYLE 彩ニュース 「選んだことを正解にする」という生き方(ブランドアドバイザー 吉川由美)
冬の即売会 ありがとうございました!
12月2日(土) 冬の即売会を行いました!
たくさんの方にご来場いただき、朝から大盛況でした。
当日は、生徒が日々生産から調整まで行い販売準備した農産物や、授業で身に付けた技術で製造したパンなどの成果をお見せすることができました。また、販売やワークショップの運営等経験することができました。
至らない点も多々あり、ご迷惑をおかけしましたが、教育活動の一環ということをご理解いただければ幸いです。
今後とも、杉戸農業高校をよろしくお願いいたします。
おこしいただき、ありがとうございました!