2026年3月の記事一覧
令和7年度修了式
昨日、令和7年度の修了式を行いました。
みなさんにとってはどんな1年だったでしょうか。
1年生は、もう1周。思い描いた高校生活は送れているでしょうか。
今後の目標はできましたでしょうか。
きっと、思っていたより泥臭かったことも多かったと思います。この後も、泥まみれです。
一筋縄ではいかないこともこれからもあると思いますが、
ぜひ、今まで以上にいろんなことに挑戦していってほしいと思います。
2年生は、あと1周。そうすると、もう卒業です。
進路実現に向けて、ラストスパートです。
ぜひ、悔いのない1年になるよう、杉農でやりたいことはやりきってください。
1年間、HP担当としてみなさんと季節をともにできたことは、とても嬉しく思います。
情報発信として物足りないところも多々あったと思いますが、みなさまのご理解ご協力のおかげで運営することができました。ありがとうございました。
今後も、杉農の魅力・イベント情報等をよりタイムリーにお届けできるよう努めてまいります。
これからも杉農・杉農HP・インスタグラムをよろしくお願いいたします。
以下、校長講話です。
皆さん、おはようございます。
令和7年度が終わろうとしています。
この一年を振り返ると、学校行事や学習に一生懸命取り組む姿が多く見られ、充実した一年だったと感じています。
先日、成績会議が行われました。
年間の成績優良者は1年生58人、2年生84人、合わせて142人でした。よく頑張りました。優良者になれなかった人も、「来年度こそは」という気持ちで努力を続けてください。
4月からは新しい学年になります。
学習や学校行事、部活動など高校生としてやるべきこと、やれることに全力で取り組んでください。
ただ「頑張る」と言っても、目標がなければ続きません。
2学期の終わりに、新年を迎えるにあたり目標を定めましょうと伝えました。
あれから、3か月がたち、自分の目標を見直したり、具体的にするには、良い機会です。
「高校生新聞」には、2026年の新年の抱負として「休日7時間勉強する」という高校2年生の声が紹介されていました。「平日4時間以上、休日は7時間以上勉強する。ぼーっとしてしまうことがあるので、集中できるようにしたい」という内容です。皆さんはどうでしょうか。
杉農では、休日の当番や資格取得などもありますが、時間を大切に使えていますか。○○の資格取得をするとか、部活動で県大会出場をするなどの目標を定め、そのために何をいつまでにやるのか計画を立て実行してみてください。
同じく高校生新聞の人間関係編では、「良い先輩になりたい」という抱負が紹介されていました。
「自分のいやな先輩にはなるな」と先生に言われ、後輩にとって良い先輩になりたいと思ったようです。
本校でも、4月には新入生が入学してきます。
皆さんも入学当初、不安を抱えていたはずです。
優しく頼りになる先輩がいてくれたら…と思った経験があるでしょう。
今度は皆さんが、後輩にとっての良い先輩になってください。
やるべきことを行動で示し、やってはいけないことはしない。その姿勢が後輩の手本になります。
挑戦編では、どこの農業高校かはわかりませんが、「農業に力を注ぐ」という、高校1年生の声が紹介されていました。
農業科で女子は自分一人だが、周りに負けないよう力仕事も頑張りたいという内容です。
農業に情熱を注ぐ生徒がいることを嬉しく思いました。
皆さんも、農業クラブ全国大会最優秀賞を目指して、意見発表、農業鑑定競技、プロジェクト発表、平板測量競技などに取り組んでください。
大会直前に慌てて練習するのではなく、早い段階から計画的に準備を進めることが大切です。
ちなみに来年度の全国大会は南四国大会です。
農業鑑定競技は高知県、プロジェクト発表・意見発表・平板測量競技は徳島県で行われます。
全国1位を目指して頑張ってください。
こういった、目標達成の先に、皆さんの進路実現があります。
ところで皆さん、進路目標は定まっていますか。
中学校から高校への進路は多くが高校進学で、内容もある程度決まっています。
しかし、高校からの進路は、進学・就職ともに選択肢が多く、受験方法もさまざまです。
だからこそ、自分でどれだけ主体的に取り組めるかが重要になります。
「まだ大丈夫」と油断したり、情報を集めずに、どうしたらいいだろうと焦ったりしていませんか。
頼れる人に相談することも大切な力です。担任や周りの先生方に積極的に相談してください。
1年生も、「まだ先のこと」と思わないでください。
3年間の積み重ねが進路実現につながります。
本校には、皆さんが活躍できる場がたくさんあります。
勉強、部活動、農業クラブ活動、若杉や農クの本部役員、委員会活動など、自分が輝ける場を見つけてください。
今年度も、皆さんの努力が形となっています。本校園芸科が栽培した梨を使ったナシカレーがアグリパークの食堂のメニューになったり、4月5日のアグリパークのリニューアルオープンでは食品流通科の生徒が考案したパンが限定販売されるなど、多くの成果が生まれました。こうした取り組みは、日々の積み重ねがあってこそ実現したものです。
来年度は、皆さん一人ひとりがさらに成長してほしいと願います。
新しい学年は、目標実現のために、挑戦を恐れず、仲間と支え合いながら、前へ進んでください。
皆さんが、自分の可能性を信じて力を発揮し、今年度以上に活躍してくれることを心から期待しています。
来年度の皆さんの飛躍を願い、令和7年度修了のあいさつとします。
3学期表彰 全校集会
3月23日、3学期の表彰がありました。
【自転車部】
令和7年度全国高等学校選抜自転車競技大会
女子ポイントレース 第3位 中川依里
女子インディヴィデュアル・パーシュート 第8位 中川依里
女子ロード・レース 第8位 中川依里
顧問より、この中でも「ポイントレース」は2㎞ごとの順位でポイントが加算されていく競技で、
前半から積極的な攻めができていたとのことでした。
全国3位おめでとうございます!
【卓球部】
令和7年度埼玉県卓球新人大会東部地区予選
女子ダブルス 第3位 武笠佳音・鶴岡莉乃
女子学校対抗 第7位
【弓道部】
東部支部高等学校弓道錬成大会
女子個人 第7位 鎌滝彩英
男子個人 第8位 岩上駿斗
埼玉県弓道連盟県南支部東部支部高校生弓道大会
男子技能 優秀 石井晴喜
また、成績優良者も表彰されました。
表彰されたみなさんおめでとうございます!
教務部主任からは、通知表についてや春休みの過ごし方の話がありました。
生徒指導部主任から、遅刻欠席、掃除、友達、校則の話がありました。
タンポポ
杉農のサクラも3連休明けで開花宣言です!
青いムスカリもにぎやかになってきました。
第78回卒業証書授与式
3月11日、第78回卒業証書授与式を執り行いました。
今年は181名の生徒が本校を卒業します。
卒業生のみなさん、保護者のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
実習着の早着替えとも、真夏の圃場とも、文化祭で戦場になる製造室・調理室ともお別れです。
雨の日も、吹きっさらしの風の日も、つい昨日の雪の日も、真夏の猛暑の日も
生き物に向き合い、自分に向き合い、友に、時に家族とも向き合い、
実習をはじめ、普通高校では成しえない、予想できなかった3年間を過ごしたことと思います。
今までは、皆さんの情報を発信する側でしたが、いつしか皆さんの活躍が耳にできる日をとても楽しみにしています。
みなさまの健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。HP担当
以下、校長式辞です。
校庭の木々の芽が、春の光を受けて静かにふくらみ始めています。
冬の冷たい空気が少しずつ和らぎ、あたたかな風が頬をなでるこの佳き日に、学校評議員の皆様、同窓会の皆様、PTA会長、後援会会長をはじめ、多くの御来賓、そして保護者の皆様にご臨席を賜り、埼玉県立杉戸農業高等学校 第78回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても深い喜びでございます。
ただ今、卒業証書を授与しました181名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。本校の所定の教育課程を無事終了し、めでたく卒業の日を迎えることができましたことは、一人ひとりが三年間、たゆまぬ努力を積み重ねてきた結果であることは言うまでもありません。その努力に対し、心から拍手を送ります。
三年前、新たに始まる高校生活に期待と不安を抱き入学をされた皆さんは、理想、誠実、勤労の校訓のもと、各学科の専門的な学習をはじめ各教科の学習に励み成長を重ねてきました。その努力は皆さんの心と体に、確かな力として刻まれています。
私は式辞を作るにあたり、皆さんと過ごした日々を振り返りました。沖縄への修学旅行では、南国の青空に溶け込むような笑顔。 海風に吹かれながら、仲間とマリンスポーツを楽しむ姿を思い出しほほが緩みます。
体育祭では、初夏の日差しとさわやかな風の中を全力で駆け抜ける友を、必死に応援する姿に胸が震えました。
杉農祭では、汗を流して育てた野菜や草花、心を込めて作ったパンや菓子、弓道場わきの小庭園、 その一つひとつに、皆さんの努力と誇りが宿っていました。
皆さんのその姿は、周囲の空気を明るくし、学校全体を温かく包んでくれていたように感じます。
そして今日。 皆さんは「高校時代」という大切なステージを終え、自ら選んだ次の道へと歩みを進めます。
より専門的な勉強をするために進学する人。 就職して社会に飛び込み自立する人。 道は違っても、皆さんの胸には、期待と不安が入り混じっていることでしょう。
作家・五木寛之氏は、著書『選ぶ力』の中で「人生とは選択の連続である。生きるとは選ぶことである。自分がどの道を選ぶかは、その人の責任で選ぶしかない」 と述べています。
自分が選んだ道を信じて歩める人は、幸せです。
どうか勇気を出して、一歩を踏み出してください。 皆さんには、無限の可能性があります。 自分を信じ、自らの未来に賭ける勇気が、これからの人生を切り開いていきます。
ここで、新たなステージへ進む、皆さんに三つのことをお願いしたいと思います。
一つ目。
思いやりの心を大切にし、豊かな人間性を育んでください。
人が苦しいとき、辛いとき、その心にそっと寄り添えるのは、温かい思いやりです。 心は見えませんが、行動で伝えることができます。
誰かが落ち込んでいるとき、そっと肩に手を置く。 困っている人に、自然と手を差し伸べる。 そんな小さな行動が、人の心を救うことがあります。
「自分がされて嫌なことは、他人にもしない。」 「自分がされて嬉しいことは、自然と他人にもできる。」 その積み重ねが、皆さんを優しく、強い人へと育てていきます。
二つ目。
あきらめず、挑戦を続ける人でいてください。
挑戦には、成功もあれば失敗もあります。 しかし、失敗は決して皆さんを傷つけるだけのものではありません。 それは、成長のための大切な一歩です。
植物が芽を出して収穫するまでに、どれほどの時間がかかるか。 動物を飼育するために、どれほどの手間をかけたか。 皆さんは、この三年間で身をもって知りました。
思うようにいかない事もあったでしょう。
それでも皆さんは、工夫し、考え、前へ進んできました。 その姿こそが、挑戦するということです。
どうかこれからも、不安や焦りを乗り越え、粘り強く挑戦を続けてください。 その先に、皆さんが描く未来が待っています。
三つ目。
自立した社会人として、地域に求められる人になってください。
本校は、地域とともに歩んできました。農業という本校の特長を生かし、積極的に地域とかかわりを持ち、地域産業の活性化に貢献をし、信頼を得てきました。
その背景には、百年を超える歴史と、多くの卒業生の活躍があります。 そして、若い皆さんへの大きな期待があります。
これからは、皆さんが地域で活躍し、後輩たちの良き手本となってください。 小さなことでも構いません。 自分にできることを、社会に返していく人であってほしいと願っています。
以上三つのことをお願いするとともに期待をしています。
結びになりますが、保護者の皆様。 お子様のご卒業、誠におめでとうございます。 三年間、雨の日も風の日も、温かく見守り、支えてこられた皆様の姿を思うと、 今日のこの晴れ姿が、どれほど胸に沁みることでしょうか。
入学式の日、期待と不安を感じている、お子様の背中をそっと押した、あの日から、 今日までの歩みを思い返すと、 きっと胸がいっぱいになることと存じます。
教職員一同、心よりお祝い申し上げます。 そして、これまで本校に寄せていただきましたご支援、ご協力に、深く感謝申し上げます。
卒業生の皆さん。 どうか胸を張ってください。 皆さんは、杉戸農業高校の卒業生です。 その誇りを胸に、次のステージで大きく羽ばたいてください。
皆さんの未来に、幸多からんことを心より祈念し、式辞といたします。
令和8年3月11日
埼玉県立杉戸農業高等学校長 田口 剛
3年生はもちろんですが、1・2年生も厳粛に式に臨み、大変良い卒業式でした。
来賓の方々も絶賛していました。
皆さんの、活躍を期待しています。